この記事では、不動産クラウドファンディング会社「OwnersBook(オーナーズブック)」の口コミ・評判を詳しく解説していきます。
- 口コミ・評判①:配当はきちんともらえて安心できる
- 口コミ・評判②:競争率が高く抽選に当たりづらい
- 口コミ・評判③:先着順の案件募集は即時終了。サイトに繋がらないまま満額達成するので投資できないことも
- 口コミ・評判④:株主優待枠は埋まるのが速い。人気が高い
- 口コミ・評判⑤:新規案件は当日募集が多い、突然告知が来る
- 口コミ・評判⑥:運営元は上場企業、LTVも低く担保査定も正確
- 口コミ・評判⑦:出金手数料が330円かかるので、継続性が厳しい
- 口コミ・評判⑧:60日以上ログインしないと手数料取られて払い戻しさせられるので注意
不動産クラウドファンディング | 特徴 | 評判・口コミ |
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CREAL(クリアル) 1万円から始める。不動産投資クラウドファンディング |
サービス開始:2018年 対象物件:マンション・ホテル・オフィス・倉庫等 想定利回り:3~8% 運用期間:半年~ 劣後出資割合:5~20% |
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COZUCHI(コヅチ) 満足度が高いと思う不動産投資クラウドファンディングNo1 |
サービス開始:2019年 対象物件:マンション・店舗・リゾート物件等 想定利回り:3〜8% 運用期間:2〜84カ月 劣後出資割合:10〜60% |
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FUNDROP(ファンドロップ) 勘のいい投資家は始めてる 不動産クラウドファンディング |
サービス開始:2021年 対象物件:マンション等居住用物件中心 想定利回り:5%~8% 運用期間:3カ月~ 劣後出資割合:20% |
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TECROWD(テクラウド) 海外に投資ができる不動産クラウドファンディング |
サービス開始:2021年 対象物件:国内・海外のマンション・店舗・リゾート物件等 想定利回り:8.0%程度 運用期間:1年~ 劣後出資割合:10%~30% |
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Rimple(リンプル) 投資は、片手でやる時代。シンプルにリンプルで始めよう。 |
サービス開始:2020年 対象物件:東京23区のマンション中心 想定利回り:5.0%〜10.0%程度 運用期間:半年〜2年程度 劣後出資割合:30% |
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利回り不動産 1万円から出来る不動産投資 |
サービス開始:2021年 対象物件:国内のマンション・店舗 想定利回り:5.0%〜10.0%程度 運用期間:半年〜2年程度 劣後出資割合:10%程度 |
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トモタク 10万円から不動産投資家に |
サービス開始:2020年 対象物件:都心部のマンション・店舗中心 想定利回り:5~10%程度 運用期間:1年〜3年程度 劣後出資割合:10%程度 |
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みんなで大家さん あなたとともに、笑顔が増える そんな資産運用をはじめませんか? |
サービス開始:2007年 対象物件:国内のマンション・店舗中心 想定利回り:6%〜7% 運用期間:1年〜3年程度 劣後出資割合:最大20% |
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プレファン プレサンスの不動産クラウドファンディング |
サービス開始:2021年 対象物件:都心部のマンション中心 想定利回り:4.0%~5.0%程度 運用期間:半年~ 劣後出資割合:8~10% |
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victory fund(ビクトリーファンド) 日本の不動産クラウドファンディングに新しい価値と価値を。 |
サービス開始:2021年 対象物件:首都圏のマンション・商業施設 想定利回り:6~10% 運用期間:半年~ 劣後出資割合:10%前後 |
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えんfunding いつでもそばに、たしかな資産。 |
サービス開始:2021年 対象物件:デザイナーズマンション中心 想定利回り:3%~ 運用期間:半年~ 劣後出資割合:20%前後 |
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ちょこっと不動産 不動産に、新たな「価値」と「可能性」を。 |
サービス開始:2021年 対象物件:マンション等居住用物件中心 想定利回り:3%~6% 運用期間:4カ月~ 劣後出資割合:30%~50% |
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大家どっとこむ 「大家」は大変なんて、もう古い考え方。 |
サービス開始:2020年 対象物件:マンション等居住用物件中心 想定利回り:4%~10% 運用期間:3カ月~ 劣後出資割合:10%前後 |
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OwnersBook(オーナーズブック) 不動産のプロが運営するクラウドファンディング |
サービス開始:2014年 対象物件:マンション等居住用物件・商業施設 想定利回り:4%~6% 運用期間:2カ月~ 劣後出資割合:~10% |
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プロパティプラス スマホで簡単 手間なく手堅く資産運用 |
サービス開始:2021年 |
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ゴコウファンド ネットで応募完結 1万円から始める不動産投資クラウドファンディング |
サービス開始:2020年 |
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アクセリ 1万円から始める新しい資産運用のカタチ。 |
サービス開始:2019年 |
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OwnersBook(オーナーズブック)とは
サービス名 | OwnersBook(オーナーズブック) |
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運営会社名 | ロードスターインベストメンツ株式会社 |
最小投資可能金額 | 1万円 |
運用期間 | 1ヶ月〜2年程度 |
想定利回り | 3.0%~5.0%程度 |
実績 | 投資済み案件のうち、現在までに債権回収できなかった案件はなし。 |
特徴 |
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OwnersBook(オーナーズブック)は、ロードスターインベストメンツ株式会社が運営する不動産投資クラウドファンディングです。同社は2019年に設立され、東京都中央区に本社を置いています。創業以来、不動産投資業や不動産コンサルティングを行うほか、クラウドファンディング事業を進め、実績を積み上げています。
OwnersBook(オーナーズブック)が提供している不動産投資クラウドファンディングは、一つの物件ごとにファンドを立ち上げ、不動産をたくさんの出資者でシェアする方式です。そのため、高額になりがちな不動産投資を小口で始められるのが特徴となっています。わずかな資金で不動産オーナーとして運用ができることになりますので、魅力的で安定性のある投資手段です。
不動投資クラウドファンディングでは、ほぼすべての手続きをインターネット上で完結できるのも特徴です。スマホがあれば簡単に出資できますので、気軽に参加でき、大勢の投資家の注目を集めています。出資した口数もしくは出資金に応じて利益が分配されますし、満期になると元本が返還されます。
低リスクかつ安定した利益を得られるため、不動産投資の中でも人気が高まっている手段の一つと言えるでしょう。OwnersBook(オーナーズブック)は、不動産事業によって蓄積してきたノウハウを生かし、利益の出やすい物件においてクラウドファンディングサービスを実行しています。
OwnersBook(オーナーズブック)は怪しい?
OwnersBook(オーナーズブック)は比較的歴史が浅いため、信頼できるのかと不安に思う方もいます。しかし、設立に当たっては、もともと不動産業において長年の経験を持つプロ集団が集まって法人としていますので、不動産クラウドファンディング業界におけるノウハウを豊富に持つ企業です。
企業の経営陣についての情報も公開されていて、主要メンバーは不動産や投資、会計に関する国家資格を持ち、豊富な実績を持つ人たちばかりです。まさにプロ集団の集まりと言えるでしょう。
そして、OwnersBook(オーナーズブック)の今までの実績を確認することで、その信頼性を見られます。過去には東京都内の物件を活用したクラウドファンディングが実施されていて、どれも高水準の利回りを達成しています。すべての物件で利益を出し、確実に分配を果たしていますので、堅実かつ効率の良い投資運営をしていることが理解できるのではないでしょうか。
投資に当たっては、やはり企業についてしっかりとリサーチすることが重要です。設立からの歴史が浅い点を除けば、安心材料が豊富に揃っていることがわかります。
とくに重要なのは、実際にどれだけの運用実績を残してきたかです。申し込みの際には運用終了したファンドをチェックして、資産を任せても安心できるところなのかを検討してみましょう。
OwnersBook(オーナーズブック)のメリット
OwnersBook(オーナーズブック)、そして不動産投資クラウドファンディングならではのメリットがいくつも存在します。これから投資をしようかと考えているのであれば、具体的にどんな利点があるのかをチェックしてみましょう。
さらに、他のサービスとの比較をして、資産をどこで運用するかを検討するための材料として、活用するのも良いでしょう。
株主優待枠のファンドがある
OwnersBook(オーナーズブック)の運営会社である、ロードスターキャピタル株式会社の株式を購入し、一定の条件を満たすことで、株主優待が受けられます。1,000株以上購入し、6カ月以上の継続保有をすることが条件です。
ファンドへの申し込みについて株主優待枠が設けられますので、該当箇所から申し込めます。OwnersBook(オーナーズブック)のファンドは非常に人気が高く、募集するとすぐに応募が殺到して、先着順であっという間に埋まってしまいます。しかし、株主優待枠を使えば優先的に申し込みができるようになり、チャンスが広がるわけです。
株主優待枠が設けられるのは、エクイティ型の案件と貸付型の案件となっています。本格的にOwnersBook(オーナーズブック)を活用したいと思っているのであれば、株式の購入を検討してみるのも良いでしょう。
スマートフォンアプリで運用可能
不動産投資クラウドファンディングは、ネット上でほとんどの手続きと取引を完結できるのがメリットです。
OwnersBook(オーナーズブック)では専用アプリを提供していて、申し込み手続きやファンドの検索、出資応募、運用レポートの確認といった作業ができます。
多くのクラウドファンディングサービスではアプリまでは用意しておらず、Web上で作業をする必要があります。アプリが使えるのはOwnersBook(オーナーズブック)ならではのメリットと言えるでしょう。
スマホアプリで簡単に手続きできるのは、とても便利です。ファンド申し込みは先着順が多く、いかに早く応募するかが大事だからです。アプリがあれば、どこにいてもすぐに応募申し込みが可能で、外出先などでも確実に手続きができます。
また、運用状況のチェックをする時にも、いちいちホームページからマイページに行って確認する必要がありません。アプリからですと、閲覧するのも楽です。
もともと不動産投資クラウドファンディングは、気軽に参加できる投資手段として注目を集めています。OwnersBook(オーナーズブック)では、さらに投資家の利便性を考えてアプリによる運用を可能としていますので、ファンド選びを迷っているのであれば、重視して検討したいところです。
過去の実績で元本割れは1件もない
不動産投資クラウドファンディングに限らず、投資では常に元本割れのリスクが伴います。投資家としては、いかにしてリスクを回避もしくは分散して、ポートフォリオを作成するかが成功のカギです。そのためには、安定した運用実績を挙げているファンドを見つけることが求められます。
その点、OwnersBook(オーナーズブック)では、過去に運用してきた物件で元本割れを起こしたものはゼロです。すべてのファンドで出資者に利益の分配ができています。着実に運用をして、利益をしっかりと還元できている優良投資商品と言えるでしょう。
不動産投資をしたいと思っているものの、リスクが怖くてなかなか踏み出せないと考えている方は少なくありません。もともと不動産投資は資金がかかりますし、さまざまな状況で損益が変動することもあるからです。しかし、OwnersBook(オーナーズブック)であれば、安定した運用が可能でリスクが少ないので、不動産投資の第一歩として活用できるでしょう。
1口1万円からの少額投資が可能
OwnersBook(オーナーズブック)の大きなメリットの一つである、少額投資が可能な点は要注目です。
1口1万円からの投資が可能となっていて、まさにお小遣い程度の資金で出資が可能なのです。不動投資クラウドファンディングでは、一つのファンドについて多数の投資家の出資を受け付けることで、出資も利益もシェアするシステムを採っています。そのため、手持ちの資金が限られている方でも無理なく参加できるのがメリットです。
また、投資用資金をできるだけ分散して、リスクを回避したいと考えている方のポートフォリオ形成にも役立ちます。リスク分散では、資金を一点集中するのではなく、多くの投資先に向けることで、損失を最小限に抑えられるという考えを採ります。1万円からと小さく投資できるOwnersBook(オーナーズブック)であれば、ポートフォリオを多彩な内訳にできるわけです。
会員だけのSNSを利用してほかの投資家と交流できる
OwnersBook(オーナーズブック)では、単に出資受付をするだけでなく、投資家同士の交流の場を設けています。会員だけがつながれるSNSコミュニティを作り、その中で自由に情報交換できるようにしているのです。
コミュニティ内では当然、投資対象となっている物件についての質問が投げかけられたり、検討中の投資家がアドバイスを求めたりすることがあります。
コミュニティでは、普段あまり交流を持てない他の投資家とのコミュニケーションを取れるのもメリットです。不動産市況や現在どんな投資に携わっているのか、効率よく投資するコツはどんなものなのかといった点を話し合える場となります。
このSNSフォーラムは、OwnersBook(オーナーズブック)会員だけのもので、閉じられた環境です。いわば身内だけの交流ですので、個人情報についての懸念が少なく、より内輪の話ができるのもメリットとなります。上手にこうした場を使って、投資に有利な情報を集めたいものです。
案件の情報が多く、リスクもわかりやすい
ホームページやアプリでは、現在募集中の案件も運用終了した案件も、一覧から確認できるようになっています。そこに表示される情報は、とても広範囲で詳細なので、出資するかどうかを考えるにあたって、十分な情報を手に入れられます。
予定利回りや運用期間、物件の種類といった情報から、具体的な運用方法や分配スケジュールや口数に応じたシミュレーションなどもチェックできて、便利です。
さらに、物件や貸主についてのさらに詳細なデータも会員にのみ公開され、リスクについて把握しやすくなっています。投資をする際には、自分でも様々なソースから情報収集する必要があります。しかし、OwnersBook(オーナーズブック)ではかなり踏み込んだ情報も提供されているので、ホームページやアプリだけでも十分と思えるほどです。
OwnersBook(オーナーズブック)が信頼されているもう一つの理由は、リターンのことばかり強調するのではなく、リスクについても明確に説明している点です。それぞれの案件について、どのようなリスクが考えられるのか、リスクの原因と起こり得る事象なども説明しています。
投資家であれば、誰でもリスクのない方法など存在しないことは知っています。しかし、運営会社によっては、投資家をできるだけ多く集めるために、リスクをできるだけ小さく示す傾向があるものです。
その点、OwnersBook(オーナーズブック)ではきちんと情報を開示してくれますので、リスク評価がしやすいですし、運営元に対する信頼を持てます。
安心の上場企業の子会社運営で安心
OwnersBook(オーナーズブック)の運営会社である、ロードスターインベストメンツ株式会社は、ロードスターキャピタル株式会社の100パーセント子会社となっています。ロードスターキャピタル株式会社は、中央区銀座1丁目に本社を持ち、やはり投資事業や不動産事業をメインとしている企業です。
2012年に創業した会社で、2022年3月には東京証券取引所一部に上場しています。そして、4月には市場再編に伴うプライム上場企業になりました。わずか10年でプライム上場企業となることからもわかるように、非常に勢いがあり、資金力や実績の豊富な企業と言えるでしょう。
投資をするにあたっては、やはり運営元が信頼できるところかどうかは非常に気になる点です。大事な資産を預けるところですし、重要な個人情報も提供するからです。その点、プライム上場企業が親会社となっているのであれば、圧倒的な信頼感がありますから、余計な不安を抱えずに投資に参加できます。
エクイティ型と貸付型の2つの投資方法がある
エクイティ型と貸付型の2つの方法で、投資家から集めた資金を運用しています。貸付型とは、融資を受けたい企業に対して、所有している不動産を担保としてお金を貸すという運用方法です。
融資ですので、企業からの利息が入り、それが利益となります。返済期間が終了すると、元本まで返済されることになりますので、満期には元本と利益を受け取れる方法です。万が一返済がうまく行かなくなっても、不動産を担保として取っていますので、大きな損失を被ることはありません。
エクイティ型では、SPCと言われる特別目的会社を通して、不動産信託受託権を取得します。不動産信託受託権を売ることで、キャピタルゲインを得られるのです。また、保有している間の賃料収入が入りますので、定期的に利益が発生します。
こうして得られた複数のルートからの利益を分配することで、ファンドを運用していきます。
OwnersBook(オーナーズブック)では、複数の投資をすることによって、ファンドの数を増やします。また、担保を取るなどして、リスク回避を確実に行えるのも特徴です。
投資家にとって、安全でコンスタントに分配を出せる仕組みを作り上げているわけです。
OwnersBook(オーナーズブック)のデメリット
様々なメリットがあるサービスですが、OwnersBook(オーナーズブック)にもいくつかのデメリットが存在します。事前にこうした点を押さえておき、出資できるかの判断をすると共に、運用を始めてからの注意点として覚えておきましょう。
元本保証がない、貸し倒れのリスクも
OwnersBook(オーナーズブック)は、どのファンドも元本保証をしていません。つまり、運用が失敗してしまって赤字が出た場合、損失を投資家が負うことになるわけです。満期に返ってくる金額が、投資した時よりも少なくなる恐れも生じます。
上記のように、OwnersBook(オーナーズブック)では貸付型の運用をしています。担保を取っていますので、たとえ返済不履行となっても安全である一方で、突発的な出来事により貸し倒れのリスクが発生することも可能性としてはあるわけです。せっかく投資したお金を失ってしまうことも考えられますので、十分に考慮した上で出資を決めましょう。
運用途中で解約できない
OwnersBook(オーナーズブック)では基本的に、運用が始まってしまうと途中解約はできません。案件によって運用期間は異なりますが、12か月以上のものが多く、24か月くらいが平均です。2年間ともなると、運用している間に経済市況が変化したり、運営会社自体の経営状況が劣化したりする恐れもあります。こうしたリスクが露見しても、契約上は途中解約ができないので、みすみす損失を被るしかなくなってしまうのです。
また、運用期間中に資金繰りが苦しくなり、出資金を引き揚げて現金化したいと思っても不可能です。自由に動かせる資金が減ってしまうことを理解して、余裕のある資金のみを使って投資をしたほうが良いでしょう。
競争率が高く人気の物件に投資できないこともある
OwnersBook(オーナーズブック)の商品は、元本割れが0件で、一定の利回りを出していますので、非常に人気があります。それだけに、募集がかかるとすぐに投資家が殺到して、高い競争率となる傾向が見られます。ファンドによって差はありますが、数倍から数十倍の競争率となり、申し込んでもなかなか購入できません。OwnersBook(オーナーズブック)は株主優待枠もありますので、一般枠での申し込みとなると、さらに厳しい状況です。
せっかく投資したいと思って資金を用意しても、申し込みに通らないのであれば、チャンスを逃してしまうことになります。しかも抽選ではなく、先着順の案件が多いので、タイミングが合わないと気付いた時には、枠がいっぱいになっていることも珍しくありません。
利回りは3.0%~5.0%と他社と比べて少し低め
OwnersBook(オーナーズブック)が行っているファンドの利回りは、平均して3%~5%です。他の不動投資クラウドファンディングでも平均は4~5%くらいですが、案件によっては8%以上になるものも見られます。こうしたファンドと比較すると、OwnersBook(オーナーズブック)の利回りは多少低めとなります。
低い理由は、直接物件を運用するのではなく、貸付型とエクイティ型の運用法を採っているためです。利回りは低くなりますが、想定利回りにかなり近い率で償還できますので、確実な分配を期待できる面もあります。
出金手数料が高め
出金にかかる手数料は、「払戻事務手数料」という名目で税込み330円がかかります。どの銀行口座に振り込むのでも変わりません。他のクラウドファンディングでは、銀行によっては振込手数料が無料で、かかっても100円台のところもあります。OwnersBook(オーナーズブック)では高めに設定されていると言えます。
せっかく利益を出しても、手数料で利益が圧縮されてしまうのはもったいないことです。極端に言うと、12か月の運用で利回りが3.5%のファンドに1万円しか入れなかったら、利益と手数料がほぼ一緒になって、実質的には利益なしとなってしまうのです。
出資前に事前入金する必要がある
申し込みをして出資が確定する前に取引用口座に入金していないと、次の手続きに進めません。そのため、早めに準備する手間がかかりますし、入金したものの、満額出資できずに無駄になってしまう可能性も生じます。そこから出金しようと思っても、手数料がかかりますので、何もできずに塩漬け資金となってしまう恐れもあります。
他社と比較すると優先劣後出資の割合が低い
優先劣後出資の制度は、投資家を守るためにとても優れたシステムですが、実際の安全性は出資割合によって変わります。運営会社による優先劣後出資割合が高いほど、運営元が被る損失割合が増えますので、投資家にとってはリスクを減らせます。
OwnersBook(オーナーズブック)では、他の不動産投資クラウドファンディングに比べると割合が低めです。
運営元が負う責任が低く、投資家の損失がダイレクトに来てしまうのは、デメリットと言えます。ただし、今までの実績では元本割れが生じて赤字に転じたことはありませんので、実績を見て判断すると良いのではないでしょうか。
OwnersBook(オーナーズブック)の評判・口コミ
評判・口コミ1:配当はきちんともらえて安心できる
放置しすぎてチェックしてませんでしたが、オーナーズブックで配当を順調にもらえてます。
こういう時期は、値動きでハラハラしなくていいソーシャルレンディングが良さげ。https://t.co/ic2l8PCyK9 #OwnersBook pic.twitter.com/6HLQ839OiT
— タクスズキ 1億円の投資結果をブログで公開!トライオートFX、ループイフダン、トラリピでFIRE (@guppaon1) March 10, 2020
オーナーズブックに投資して初めての分配金。元本50万円で今回は5,132円でした。3ヶ月に一度ですが定期的にもらえるのは嬉しいです😊✨ pic.twitter.com/DOHDWClxux
— 九衛門|きゅうえもん@株 (@kyuuemonkabu) July 20, 2019
投資したすべてのファンドが無事に配当と元本が戻って来たことが良かったです。
埼玉に住んでいて、実際に都内のファンドの場所に行く楽しさも良かったです。出典:公式サイト
評判・口コミ2:競争率が高く抽選に当たりづらい
今日の不動産クラファンの抽選結果は…
☑︎ COZUCHI 目黒区 東が丘 レジデンス →落選
☑︎ OwnersBook 江東区レジデンス用地→落選残念です。゚(゚´Д`゚)゚。
— ぐりーんりんく@投資6年目 (@greenlinkosaka) February 10, 2023
相性が悪いみたいで、OwnersBookは抽選でなかなか当たらないんだよな
タイミング悪いとデポジットに数ヶ月放置
出金手数料もかかるし悩みどころ— sasukeman101 (@sasukeman101) February 10, 2023
評判・口コミ3:先着順の案件募集は即時終了。サイトに繋がらないまま満額達成するので投資できないことも
やったー‼️
今回も18:00開始で18:00完売#オーナーズブック#ownersbook https://t.co/sC8zhph8yu pic.twitter.com/xZxBglptbH
— 節約せつ子( ⊃👛⊂ )ギュ♥ (@setuk_o) August 24, 2022
オーナーズブック、新規案件2分かからず終了。
— suzukiii (@guessousama) December 22, 2022
先着順ですと、投資したくてもアクセスが集中して繋がらないまま満額達成してしまい投資が出来なかった等の場合があります。
投資時間も人それぞれだと思いますので、案件の出た初日は限度額や時間である程度区切る等して頂ければ、より投資の出来る方が増えるかとも思います。先着順ですと、投資したくてもアクセスが集中して繋がらないまま満額達成してしまい投資が出来なかった等の場合があります。
投資時間も人それぞれだと思いますので、案件の出た初日は限度額や時間である程度区切る等して頂ければ、より投資の出来る方が増えるかとも思います。出典:公式サイト
評判・口コミ4:株主優待枠は埋まるのが速い。人気が高い
オーナーズブック、きょうの案件すっかり忘れてていま見たら株主優待枠埋まっちゃってました。募集2500万円で36人だから平均69万円弱。募集総額1億円であと7500万円だからきょうの18:00からもすぐ埋まっちゃうかな…
— はしやすめ (@hashiyasume) October 24, 2022
評判・口コミ5:新規案件は当日募集が多い、突然告知が来る
OwnersBookから突然、当日募集の告知が。
本日18時受付開始、3億、先着式。だがしかし
それまで間ドキドキするのは嫌だ
目先のバンカーズに応募しましたとさ。
😣— まこ助@富裕層入り目指して積み立て投資実践中/オルカン (@makochandaz) December 15, 2022
OwnersBookの新規案件発表って突然が多いなー
— Shiro (@comdenlock) December 15, 2022
評判・口コミ6:運営元は上場企業、LTVも低く担保査定も正確
たとえばこのOWNERSBOOK
運営元はロードスターキャピタルで上場企業。LTVも低く担保査定も正確。
それでいて年利4%のファンドを組成してくれるなど正直に言って神のようなファンド組成といっても過言ではないだろう
今後も個別に書いていく。#リベ大生と繋がりたい https://t.co/Eq05UXbnwQ
— 3億稼いだブロガー。不動産クラウドファンディングお得情報 (@1okusemifire) November 20, 2022
不正や詐欺のようなことがなく、ファンドが正常に運用されていると思われる。上場企業の信頼感があり、会社として真摯な姿勢が見える。
出典:公式サイト
評判・口コミ7:出金手数料が330円かかるので、継続性が厳しい
OwnersBook さん、全額払い戻ししました。来年以降のNISAとイデコを優先すると、資金が😅
また利用させていただくこともあるかもですが、出金手数料が330円なのでかなり高いのでそこがクリアされたら良いなと思いました。他社は無料なので継続性に難ありかと。— itopon1118.nft (@itopon1118) October 13, 2022
出金の際の手数料を無料にしてほしい。出金に手数料がかかるため、比較的大きな金額から運用しないと、出金しづらく感じるため、投資を躊躇してしまいます。
出典:公式サイト
評判・口コミ8:60日以上ログインしないと手数料取られて払い戻しさせられるの で注意
オーナーズブック、60日以上ログインしないと勝手に手数料取られて払い戻されるので適宜ログインしておきましょう pic.twitter.com/c5rrq6Ffj6
— ひろし@ポイ活・投資・精神科 (@hiropsy1) December 14, 2022
OwnersBook(オーナーズブック)はどんな人におすすめ?
OwnersBook(オーナーズブック)のメリットとしては、まず安定した投資ができる点を挙げられるでしょう。利回りは3~5%程度ですが、損失を出す可能性は低く、堅実な運用をしています。そのため、リスクをできるだけ回避して、ハイリターンでなくても着実に利益を出したいと考えている方におすすめです。
また、とりあえず少額の投資からスタートしたいと思っている方にもおすすめです。1口1万円からできますので、余剰資金を使って無理なく始められます。投資そのものが初めての方や、不動産投資の経験のない初心者が、いきなり多額の資金を投入するのは危険です。その点、OwnersBook(オーナーズブック)なら、投資に慣れるという意味で、少額から始められるのは良い点でしょう。
自分で不動産の管理などの運用をするのは大変だから、できるだけ楽して資産運用をしたいと思っている方にもおすすめの商品です。OwnersBook(オーナーズブック)は、会員登録から出資申し込み、出金まで、すべてをスマホアプリで完結できます。一度出資したら、後は運営会社に任せて分配金を受け取るだけですので、非常に楽に投資ができるわけです。本業があって、投資にあれこれと頭を使うのは嫌だという方でも、気軽に始められるサービスと言えるでしょう。
OwnersBook(オーナーズブック)で投資を始める方法は?
OwnersBook(オーナーズブック)で投資を始めるのはとても簡単です。その流れを覚えて、さっそくスタートしてみましょう。
会員登録方法
最初に、メールアドレスの登録です。ホームページ上の入力フォームから、アドレスと氏名、住所、振込先の銀行口座情報の入力を行います。メールアドレスの認証のために、一度登録したアドレスにメールが届きますので、その中にあるURLをクリックすると、認証完了です。
その後、銀行口座登録をします。キャッシュカードや通帳のコピー、スマホ画面のスクリーンショットなどを撮って送信すると、アカウント登録は完了です。
次に、本人確認を行います。スマホで運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を撮影して送信するか、登録住所にハガキを送ってもらい、本人確認書類を送ることで実行します。ハガキ受け取りの場合、本人確認書類は2点必要となりますので、要注意です。
本人確認ができたら登録内容の審査が行われます。審査といっても融資のような厳しいものではなく、住所氏名や銀行口座の情報に不備はないか、以前に投資に関して問題が生じていないかといったものです。特に問題がなければ取引用口座が開設され、出資ができるようになります。
出資までの流れ
アプリやホームページで案件一覧を見て、気になるファンドをチェックします。それぞれの投資条件や運用の方法、運用期間などの詳細をしっかりと調べて、投資する価値があると思ったら応募しましょう。先着順のファンドの場合は、応募開始日時まで待って、開始すぐに応募してください。そうしないと、あっという間に応募枠が埋まってしまい、購入できなくなってしまいます。
貸付型の案件の場合は、事前に取引用口座に資金を預ける必要があります。資金が入っている状態でないと申し込みはできません。ファンド種類を見て貸付型なら、早めに口座に入金したほうが良いでしょう。
エクイティ型の案件については、申し込みが完了してから、指定された口座に入金する形となります。そのため、慌てて入金するのではなく、案内を待ちましょう。
こうして出資が完了すれば、後は運用がスタートするので、利益が分配されるのを待つのみです。毎月定期的に運用レポート等が発行されますので、投資した案件が順調に進んでいるか、しっかりと確かめましょう。
OwnersBook(オーナーズブック)のよくある質問
OwnersBook(オーナーズブック)を利用するにあたって、投資家からのよくある質問を取り上げます。実際に利用する前にしっかりと情報を確認して、疑問がない状態でスタートしたいものです。
年間取引報告書の発行はいつですか?
年間取引報告書は、毎年1月末ごろに発行されます。年間取引報告書とは1月1日から12月31日までの取引内容が記された書類で、出資金額や利益、つまり収入や源泉徴収された税額などがわかります。
年間取引報告書は、確定申告の際に自分の所得を証明するために必要ですので、しっかりと保管しておきましょう。
また、一部のファンドについては、詳細な収支や損益などの情報が分配の時に発行される分配通知書や支払通知書でのみ記載されます。毎回出る書類もしっかりと保存して、税務処理のために利用しましょう。
募集開始時間は決まっていますか?
案件ごとに募集の仕方は異なります。先着順の場合は、アプリやホームページ上からのアクセス順で受け付けられますので、募集開始と同時に申し込みをするほうが良いです。開始時間については、募集案内のメールや、それぞれの案件詳細に記載されています。応募しようを思っているのであれば、情報をしっかりと確認して、タイミングを逃さないようにしましょう。
ファンドによっては、抽選方式のものもあります。抽選方式の場合にも、募集開始時間については案内メールの中で明確に記載されています。ただし、抽選の場合は募集期間内であればいつ申し込んでも問題ありませんし、申し込みの時間が遅くなっても落選してしまうわけではありません。自分の都合のつく時間に申し込みをしてみましょう。
入会キャンペーンは実施されていますか?
OwnersBook(オーナーズブック)では、今のところ入会キャンペーンは実施していません。他のクラウドファンディングでは、新規会員登録をしたり、友だち紹介をしたりすると、現金やギフト券がプレゼントされるキャンペーンを行っているところもあります。しかし、OwnersBook(オーナーズブック)では過去にも実施したことはありませんので、あまり期待はできません。キャンペーンをしなくても常に多くの応募があって、競争率が非常に高い状態となっています。
そのため、むしろキャンペーンをして、さらに競争率が高くなってしまうよりも良いとも言えるでしょう。
おすすめ不動産投資クラウドファンディング
不動産クラウドファンディング | 特徴 | 評判・口コミ |
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CREAL(クリアル) 1万円から始める。不動産投資クラウドファンディング |
サービス開始:2018年 対象物件:マンション・ホテル・オフィス・倉庫等 想定利回り:3~8% 運用期間:半年~ 劣後出資割合:5~20% |
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COZUCHI(コヅチ) 満足度が高いと思う不動産投資クラウドファンディングNo1 |
サービス開始:2019年 対象物件:マンション・店舗・リゾート物件等 想定利回り:3〜8% 運用期間:2〜84カ月 劣後出資割合:10〜60% |
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FUNDROP(ファンドロップ) 勘のいい投資家は始めてる 不動産クラウドファンディング |
サービス開始:2021年 対象物件:マンション等居住用物件中心 想定利回り:5%~8% 運用期間:3カ月~ 劣後出資割合:20% |
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TECROWD(テクラウド) 海外に投資ができる不動産クラウドファンディング |
サービス開始:2021年 対象物件:国内・海外のマンション・店舗・リゾート物件等 想定利回り:8.0%程度 運用期間:1年~ 劣後出資割合:10%~30% |
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Rimple(リンプル) 投資は、片手でやる時代。シンプルにリンプルで始めよう。 |
サービス開始:2020年 対象物件:東京23区のマンション中心 想定利回り:5.0%〜10.0%程度 運用期間:半年〜2年程度 劣後出資割合:30% |
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利回り不動産 1万円から出来る不動産投資 |
サービス開始:2021年 対象物件:国内のマンション・店舗 想定利回り:5.0%〜10.0%程度 運用期間:半年〜2年程度 劣後出資割合:10%程度 |
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トモタク 10万円から不動産投資家に |
サービス開始:2020年 対象物件:都心部のマンション・店舗中心 想定利回り:5~10%程度 運用期間:1年〜3年程度 劣後出資割合:10%程度 |
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みんなで大家さん あなたとともに、笑顔が増える そんな資産運用をはじめませんか? |
サービス開始:2007年 対象物件:国内のマンション・店舗中心 想定利回り:6%〜7% 運用期間:1年〜3年程度 劣後出資割合:最大20% |
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プレファン プレサンスの不動産クラウドファンディング |
サービス開始:2021年 対象物件:都心部のマンション中心 想定利回り:4.0%~5.0%程度 運用期間:半年~ 劣後出資割合:8~10% |
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victory fund(ビクトリーファンド) 日本の不動産クラウドファンディングに新しい価値と価値を。 |
サービス開始:2021年 対象物件:首都圏のマンション・商業施設 想定利回り:6~10% 運用期間:半年~ 劣後出資割合:10%前後 |
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えんfunding いつでもそばに、たしかな資産。 |
サービス開始:2021年 対象物件:デザイナーズマンション中心 想定利回り:3%~ 運用期間:半年~ 劣後出資割合:20%前後 |
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ちょこっと不動産 不動産に、新たな「価値」と「可能性」を。 |
サービス開始:2021年 対象物件:マンション等居住用物件中心 想定利回り:3%~6% 運用期間:4カ月~ 劣後出資割合:30%~50% |
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大家どっとこむ 「大家」は大変なんて、もう古い考え方。 |
サービス開始:2020年 対象物件:マンション等居住用物件中心 想定利回り:4%~10% 運用期間:3カ月~ 劣後出資割合:10%前後 |
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OwnersBook(オーナーズブック) 不動産のプロが運営するクラウドファンディング |
サービス開始:2014年 対象物件:マンション等居住用物件・商業施設 想定利回り:4%~6% 運用期間:2カ月~ 劣後出資割合:~10% |
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プロパティプラス スマホで簡単 手間なく手堅く資産運用 |
サービス開始:2021年 |
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ゴコウファンド ネットで応募完結 1万円から始める不動産投資クラウドファンディング |
サービス開始:2020年 |
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アクセリ 1万円から始める新しい資産運用のカタチ。 |
サービス開始:2019年 |
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