会議や商談の内容を記録にまとめるのは、面倒で手間がかかると感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、文字起こしアプリ・ソフトを利用し文字起こしを自動化できれば、他の業務により時間を充てられます。
この記事では、文字起こしアプリ・ソフトがどのような機能を持っているのか、どのように選んだら良いかを考察し、その上で、特徴の異なるおすすめの文字起こしアプリ・ソフトをご紹介します。
自分に合ったサービスを見つける参考にしてみましょう。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
Texter(テキスター) | ・変換機能のレベルが高い ・リアルタイム翻訳可能 ・動画・画像のテキスト化も可能 |
月額1,200円~ |
Speechy Lite | ・無制限の音声録音が可能 ・iOS向けのアプリ、とても軽い |
月額4.49ドル |
Notta | ・1時間程度の音源も5分あればテキスト化 ・クラウドとの連携可能 ・高度な編集機能 |
月額1,200円 |
TORUNO | ・アプリを起こしてワンクリックで録音テキスト化 ・PC画面もそのまま保存する機能あり ・保存した音声やテキストをクラウド化→URL作成がスムーズ |
月額1,650円~ |
COTOHA Meeting Assist | ・AIを使った音声認識と変換作業をしているため精度が高い ・ビジネス専門用語への対応が優れている ・タスク自動管理機能も搭載 |
月額55,000円~ |
スマート書記 | ・タイムスタンプを付けたリアルタイム書き起こし可能 ・作成した議事録はURLを作成して、クラウド上で簡単に共有 |
月額30,000円~ |
YouWire | ・電話通話の録音音声、会議音声の録音をクラウド上で管理できる ・検索機能が充実 ・共同編集がしやすい |
要問合せ |
AmiVoice® ScribeAssist | ・音声録音からテキスト化、編集、要約までをワンストップで実現 ・インターネット未接続の状態でも利用ができるスタンドアローン型 ・スケジュールやタスクを自動抽出、分類してくれる機能あり |
要問合せ |
AI GIJIROKU | ・ZOOM連携で発言を字幕表示 ・連続録音時間120分 ・話者を識別 |
月額1,500円~ |
文字起こしさん | ・WEB上から簡単に文字起こし可能 ・PDFなど画像からの文字起こしも可能 ・高精度の音声認識でミス少ない |
月額1,100円~ |
Rimo voice | ・音声、動画の文字起こし ・文字起こしされた文章の検索 ・テキストと音声がシンクするスライダー機能 |
音声書き起こし:22円/30秒 動画書き起こし:33円/30秒 |
eRex | ・クラウド型の文字起こしサービス ・ユーザー数無制限 ・高度なセキュリティー対策 |
15円〜/分 |
ZMeeting | ・音声認識AIを利用してリアルタイムでテキスト化 ・専門用語の登録から特定語句の置換可能 ・議事録清書機能 |
要問合せ |
CLOVA Note β | ・LINE提供 ・録音+メモ機能で文字起こし ・大事な会話のブックマーク機能 |
無料 |
ユーザーローカル音声議事録システム | ・音声録音文字起こし機能 ・感情認識機能 ・単語出現頻度表示機能 |
無料 |
Sloos(スルース) | ・音声録音文字起こし機能 ・マイク一台で話者を識別 |
無料 |
Googleドキュメント 音声入力機能 | ・マイクを接続して文字起こし ・オンラインで共同編集が可能 ・他のドキュメント編集アプリと連携可能 |
無料 |
Group Transcribe | ・マイクロソフトが提供 ・リアルタイムの文字起こしと翻訳 ・80か国の翻訳機能搭載 |
無料 |
文字起こしアプリ・ソフトとは
文字起こしアプリ・ソフトは、スピーチや会議などの音声をテキストに変換する目的で使われます。一口に文字起こしアプリ・ソフトと言っても、主に2つの種類に分かれます。
1つ目は、文字起こしを自動で行うものです。音源をダウンロードして、音声認識システムによって自動的にテキスト変換してくれます。利用者は音源を入手して、アプリやソフトに入れるだけで済みます。
2つ目は、文字起こしを支援するのが主な目的となるソフトです。自動でテキストを変換するのではなく、利用者が自分で文字入力をしていくのですが、その音声の聞き取りと入力を支援してくれる機能が付いています。たとえば、音源を遅く再生したり数秒のみの巻き戻しをしたりできます。音声のボリュームや音質を変えて聞き取りやすくする機能がついているものも多いです。
最近は、前者の「自動的に文字起こしをするアプリやソフト」が多くなっています。AIを使った音声認識システムの精度が上がってきているからです。以前のものよりもずっと「正しい日本語」でテキスト化ができますし、漢字の変換も正確に行えるようになっています。とはいえ、完璧にテキスト化ができるわけではなく、どうしても変換ミスは発生します。そのため、最終的に人の手で修正を加える必要があります。
文字起こしアプリ・ソフトの選び方
自動化された文字起こしアプリ・ソフトはたくさん登場していて、それぞれに機能や価格、売りにしている特徴が異なります。どんなポイントで比較して選んだら良いか、いくつかの点をチェックしてみましょう。
音声認識と漢字変換の精度
文字起こしアプリ・ソフトの品質を決める最も大きな条件は、音声認識の精度です。一人が定位置で話す講演会であれば良いのですが、会議やインタビューなどは複数の人の話がかぶったり、音量が不安定になったりこもったりすることもあります。そのような状態ではなかなか正確にテキスト化するのが難しく、精度の違いが出やすくなります。
また、正しく音声をとらえたとしても、日本語の場合は正しい漢字に変換できるかどうかの違いも出てきます。同じ発音でも前後の文脈をとらえて、適切な漢字を選択して変換できるかは漢字変換学習能力の差が大きく影響するでしょう。これらの技術についてはAIを使ったサービスが増えていて、造語や流行語についても対応できるアプリが見られるようになっています。
変換後の編集機能
テキスト化したものは、通常テキスト形式で出力されます。品質の高いソフトであっても、ある程度の誤字や変換ミスは出ますので、多少の修正をしなくてはなりません。そのため、アプリ・ソフト内でそのままテキスト編集ができるかどうか、充実したテキスト入力機能があるかどうかもチェックポイントとなります。もしくは、Wordなどのソフトに簡単にインポートできる機能が備わっているかを確認しましょう。
自動的に話者を区別して段落分けをする機能や、一人の話が終わって次の人に移った段階で、録音開始からのタイム表示をしてくれる機能が付いているものもあります。議事録やインタビュー、裁判資料などではとても役立つ機能で、編集を楽にしてくれます。こうした便利機能があるかもチェックしてみましょう。
コスト
無料で使える文字起こしアプリ・ソフトは、基本スペックがとても高いものも中にはあります。しかし、無料だと機能が制限されていたり、自動テキスト化してくれる時間(分数)が限らているなどの制約が存在します。
そのため、業務などで頻繁に使うのであれば、有償でも制限なく使えるものを選びたいと感じる方も多いでしょう。文字起こしアプリ・ソフトは、買い切り型のものやサブスク形式のものもあります。利用頻度とかけられる予算を考えてコスパに優れたものを選びましょう。
文字起こしアプリ・ソフトの機能
最近の人気の高い文字起こしアプリ・ソフトに付いている機能の中でも基本的なものと、あると便利な機能を取り上げます。アプリやソフトを利用するメリットを知ることもできますし、アプリを選ぶ際の比較基準にすることもできます。
AI音声自動認識
人の話を音声解析してテキスト化する技術は、ある程度昔からありました。しかし、認識精度に限界があり、音源が不明瞭だと変換がうまくできませんでした。しかも、認識プログラムの辞書に登録されていない単語や、外国語、造語、専門用語などを正しく変換するのは不可能に近いものがありました。さらに、方言や人によって異なる話し方の癖に付いていけないという限界もありました。
しかし、AIの技術が音声認識に取り入れられるようになると、こうした課題が解決されていきます。話し方の違いなどを認識し、様々な音源を学習することで、専門用語や流行語なども正しく変換できたりするようになりました。そして、変換スピードも劇的に速くなりました。音源自体を通常再生した分数よりも、はるかに速くテキスト化作業完を了させることができます。もちろん、ライブ変換も可能となっています。
話者識別機能
異なる複数の人が話している時に、それぞれの話者を識別してテキスト化します。たとえば、Aという人の次にBが話し始めたら、自動的に段落を区切り、会話テキストの前に「A:」、「B:」などの識別記号を振ります。この機能は、インタビューや会議などの文字起こしをする時に非常に役立ちます。話者の音質を解析し自動識別することによって、話者ごとに分類する技術が進歩したおかげです。
話者識別機能がしっかりできていると、編集も簡単になります。変換後の文章の体裁も段落分けされていて、とてもきれいな状態となっていますので、わざわざ書式を整える必要がなく作業が減ります。しかも、ソフトによっては、それぞれの話者に名前を振ることができ、自動的に氏名入りで誰が話したかを識別し出力してくれるものもあります。
外国語対応機能
あると特に便利な機能は、外国語対応機能でしょう。国際会議やインタビューなどでは、日本語だけでなく外国語を話す方との会話を録音する機会があります。こうした音源に対応し、それぞれの言語を自動的に認識し、適切にテキスト化をしてくれるアプリやソフトも増えています。たとえば、日本語と英語の混じった会話であれば、それぞれに日本語テキストとアルファベットで文字起こしをしてくれるのです。
中には、日本語と英語の混じった音源をすべて日本語の文章として翻訳し出力してくれるものもあります。翻訳の手間も省けますので、かなり作業効率が上がるでしょう。
文字起こしアプリ・ソフトのメリット
文字起こしアプリ・ソフトを使うことにはいくつものメリットがあります。そのうちの代表的で、特に業務に役立つポイントを取り上げます。自分たちにとって利用する大きなメリットとなるかどうか考えてみましょう。
作業の手間とコストを削減できる
アプリやソフトを使わないとなると、自分で音声を聞きながらテキストを入力するか、外注する必要があります。文字起こしは簡単そうに見えて実は高度なスキルと慣れが必要な作業で、慣れていない人が行うとかなりの時間がかかります。その分、人件費を費やすことになりますし、急いで文章が必要となる時には間に合わせるのが大変です。また、外注するとなると毎回コストがかかってしまいます。
その点、アプリを購入する費用はそれほど大きなものではありませんし、かなり短時間で仕上げられるので、時間と費用の点でメリットは大きなものがあります。
内容を共有しやすい
音声を共有して確認してもらうのは、時間がかかりますし現実的ではありません。アプリを使ってテキスト化して共有するほうがずっと楽になります。メールやSNSで簡単に送信して、読むのも楽だからです。リアルタイム文字起こしができるアプリを使えば、すぐにその場で共有と確認ができ利便性が高いです。
また、リアルタイム文字起こしをすることで、参加者の話を字幕を付けて聞くことができます。音声だけでは聞き逃してしまうようなことでも、文字を一緒に見ることで、より記憶に定着しますし理解を得やすくなります。特にオンライン会議システムを使った会議での効果が高く、文字起こしサービスの別の効果を生むことになります。字幕機能は、聴覚障害者に会話をテキストで見せられるという役割もあり、幅広いシーンで役立ちます。
タスク管理をしやすい
会議などでやるべきことや担当者を決めたら、その内容をすぐにテキスト化して共有できます。アプリやソフトによっては、タスクと思われるポイントをピックアップして、自動的にタスクタグを付けてスケジュールアプリなどに連携してくれるものもあります。確実に決定事項を確認し、実行するための強力なツールとなるのです。
特に企業向けのアプリやソフトに多い機能で、スケジュールや仕事の割り振りに関係するキーワードが出てくると、AIが判定してタグ付けをします。そのままToDoリストやスケジュール機能にタグを追加してくれるものもあり、効率がとても良いです。リアルタイムで実行されれば、参加者が自分のすべきことを確実にチェックできるメリットがあります。付加的な機能ではありますが、議事録とセットにすることで作業効率を上げるのに役立つでしょう。
文字起こしアプリ・ソフトのデメリット
利便性の高いツールですが、デメリットが存在するのも事実です。利用する際の注意点としても覚えておきましょう。
音源の質に左右される
高精度を売りにしているアプリ・ソフトであっても、音源自体が悪いと精度が下がります。喫茶店のような周囲の雑音が入る場所でのインタビュー、マイクから遠いところで話している、複数の話者が同時に話すといったケースでは音声認識がしづらく、誤変換が多くなります。また人によって話し方が不明瞭であったり、独特の癖を持っていたりすることもあります。こうした点は、機械ではなかなか正確な識別ができません。AIを使った音声認識システムでは、こうした課題も解決できるよう学習を進めているものの、100パーセント確実にはできないでしょう。
こうしたことから、文字起こしアプリ・ソフトを利用する際には、そのことを意識して会話を録音、もしくはマイクを設置する必要があります。全員の話が聞き取りやすいようにすることや、参加者が意識してゆっくり話す、他の人と被らないようにするといった配慮が求められるのです。
人の目で最終確認する必要がある
自動化できるアプリであっても、最終的には人の目で確認しないといけません。100パーセントミスなく正確に音声認識、変換できるものはないからです。どんなアプリであっても、多少のミスは生じるものです。議事録など、少しの言葉の違いが大きな問題となりえる場合、見直しが求められます。作業効率はかなり上がるとはいえ、完全に人の手を排除できるわけではないのです。
修正をするには、一度すべての文章をチェックしておかしな点を見つけることになります。もし、修正点があったら、その部分の音声を聞き直して正しい文に変えます。文章量によっては結構な手間となってしまいますし、素人だと正確に修正できない恐れもあります。そのため、文字起こしアプリの中には、最終的にプロの文字起こしライターに確認と修正を依頼するオプションを設けているものもあります。
有料の文字起こしアプリ・ソフトおすすめ13選
技術の進歩によって多くの文字起こしアプリ・ソフトが続々登場しており、それぞれに特徴が異なります。そこで、今回は人気があり性能の高いオススメの有料アプリ・ソフトを13個厳選し紹介します。
有料だけあって、企業が業務で利用できるほどの高い品質を持っているものばかりです。しかも、議事録作成などの作業を効率的に行える使いやすい機能を実装しています。機密事項を扱う会議でも利用できる、セキュリティーレベルの高い対策を持っているかにも注目して、それぞれのアプリ・ソフトを比較してみましょう。
Texter(テキスター)
ツール名 | Texter(テキスター) |
運営会社 | Matsuoka Yuichi |
機能 | ・リアルタイム文字起こし ・録音音声、動画文字起こし ・画像文字起こし ・リアルタイム翻訳 ・広告表示なし |
翻訳有無・対応言語 | あり |
無料版の機能・制限 | ・リアルタイム文字起こし:1分 ・録音音声、動画文字起こし:短時間 ・画像文字起こし:1日3回まで ・リアルタイム翻訳:あり |
料金 | 月額1,200円~ |
公式URL | https://texter.work/ |
iOS対応のアプリで、iOSでカバーしている言語であれば、自動的に言語認識してテキスト化してくれるのが特徴です。録音時間の制限はなく、長時間の会議や映画なども可能。AIによる言語学習を使った変換機能のレベルが高く、かなりの高精度で句読点を入れたり、質問をしていると思われる箇所を判断して疑問符を付けてくれます。そのぶん修正や加筆をする部分が減り、編集作業が楽になります。
動画ファイルから音声を抽出して、そのまま文字起こしをしてくれますので、動画の字幕付けにも使いやすいアプリと言えます。さらに、画像の読み込みからテキスト化もでき、幅広い用途で使用できるのも特徴的です。アップルウォッチで音声を録音して、そのまま簡単操作でテキスト化する連携機能もあって、幅広いシーンで活躍してくれます。作成したファイルを、すぐにSNSや、Slackなどの業務アプリで共有が楽に行える点にも注目です。
Speechy Lite
ツール名 | Speechy Lite |
運営会社 | JIHUA ZHENG |
機能 | ・無時間制限音声認識(Proバージョン) ・文言を「ひらがな」、「カタカナ」に自由変換機能(Proバージョン) ・スピーチ録音を再生する ・無制限の保存 ・文言編集機能 ・バックグラウンド音声認識機能 ・文字数カウントと単語数カウント機能 ・テキスト翻訳と音声翻訳 ・語彙の追加機能。 ・音声ファイルによる文字起こし ・オフライン音声認識 |
翻訳有無・対応言語 | あり(34言語対応) |
無料版の機能・制限 | ・スピーチ録音を再生する ・無制限の保存 ・文言編集機能 ・バックグラウンド音声認識機能 ・文字数カウントと単語数カウント機能 ・テキスト翻訳と音声翻訳 ・語彙の追加機能。 ・音声ファイルによる文字起こし ・オフライン音声認識 |
料金 | 月額4.49ドル |
公式URL | https://apps.apple.com/jp/app/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E3%82%92%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AB%E5%A4%89%E6%8F%9B%E3%81%99%E3%82%8B-speechy-lite/id1239150966 |
iOS向けのアプリで、とても軽くてサクサクと動くのが特徴です。幅広い言語に対応していて、音声をダウンロードしたらすぐにテキスト化してくれるため、短時間で文字起こし作業をしなければならないシーンでそのメリットを感じられるはずです。画面や使い方もかなりシンプルな作りですので、初めての方でもすぐに慣れて使いこなせるようになるでしょう。また、急いで会話を録音する必要が生じた時にもすぐに稼働させられるのも助かります。
無制限の音声録音が可能で、アプリ内で会話を録音してそのままリアルタイムに近い形でテキスト化できます。テキストにしたものは、コピペして他のアプリで編集でき、メールなどに添付してそのまま送信することも可能です。
不明瞭な音声であっても高精度の音声認識システムによって、できる限り正確にテキスト化してくれます。耳が遠くなっている高齢者の方に、テキストを見せてコミュニケーションを取るなど、日常的な使い方もできるアプリとして作られています。
Notta
ツール名 | Notta |
運営会社 | NOTTA株式会社 |
機能 | ・月に1800分の文字起こし時間が利用可能 ・リアルタイム文字起こし ・音声/動画ファイルをインポートして文字起こし ・文字起こしデータのエクスポート ・単語登録 ・Web会議の文字起こし – Notta Bot |
翻訳有無・対応言語 | あり(104言語) |
無料版の機能・制限 | ・月に120分の文字起こし時間が利用可能 ・104言語に対応 ・複数のデバイスで同期 |
料金 | 月額1,200円 |
公式URL | https://www.notta.ai/ |
高速の文字起こし処理が特徴となっているアプリです。1時間程度の音源も5分あればテキスト化できるスペックを持ち、作業効率を上げるのに大いに役立ってくれます。もちろん、リアルタイム文字起こしにも対応していますので、商談内容などをすぐにその場で相互確認できます。いろいろなファイル形式に出力して保存できるようになっていて、利用シーンに応じた保存や送信をしやすいのも特徴です。
音声認識の性能が高いのに加えて、編集機能が高いのも売りとなっています。他のアプリにコピペしなくても、Nottaアプリだけで体裁が整った文書に仕上げることができ、手間が省けるのもうれしいところです。クラウドとの連携も便利で、スケジュールやカレンダーアプリと同期して会議を自動的に録音、文字起こしできるようシステムが組まれています。録音のうっかりミスを防ぐのにも有効ですし、会議の準備をする手間も簡素化できます。
TORUNO
ツール名 | TORUNO |
運営会社 | 株式会社リコー |
機能 | ・音声録音 ・リアルタイム文字起こし ・画面キャプチャ ・ブックマーク機能 ・単語辞書登録 ・URL+パスコード共有 ・ファイル書き出し |
翻訳有無・対応言語 | なし |
無料版の機能・制限 | ・音声録音(3時間まで) ・リアルタイム文字起こし ・画面キャプチャ ・ブックマーク機能 ・単語辞書登録 ・URL+パスコード共有 ・ファイル書き出し |
料金 | 月額1,650円~ |
公式URL | https://toruno.biz/ |
簡単な操作が特徴のWindowsアプリです。アプリを起こしてワンクリックで、会議などの音声を録音してそのままテキスト化してくれます。しかも、音声だけでなくPC画面もそのまま保存してくれますので、映像でも記録を残したい方にもオススメです。チェックと修正をするのに便利な、音声スピードの調整機能や頭出し機能などとても便利ですし、文字起こし後の編集機能も優れています。
共有がしやすいのもこのツールのメリットです。保存した音声やテキストをクラウドに保存して、すぐにそのURLを作成して共有するといった流れがスムーズに行えます。また、簡単な操作でさまざまな機能を使えますので、複数の異なる人が利用する際にも細かく使い方の説明をしなくてもよいでしょう。聴覚障害者への窓口対応をするサービスなどを順次増やしていて、使い道が広がるアプリであるという点にも注目できます。
議事録作成だけでなく、様々な企業内の業務、お客様対応に使える総合的なアプリとして導入を考えることができるでしょう。
COTOHA Meeting Assist
ツール名 | COTOHA Meeting Assist |
運営会社 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
機能 | ・AIがテキスト化した会話をリアルタイム編集 ・自動翻訳機能で、異なる言語の相手にも翻訳したテキストを表示 ・音声の聞き直しもカンタン、テキスト編集もラクラク |
翻訳有無・対応言語 | あり(10言語) |
無料版の機能・制限 | 提供なし |
料金 | 月額55,000円~ |
公式URL | https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-ma.html |
月額料金制で利用するクラウドタイプの議事録作成支援サービスです。リアルタイムで会議の内容を録音して、すぐにテキストで確認できます。修正も会議の進行と同時に行えるので、手間がかかりませんしより正確に仕上げられます。AIを使った音声認識と変換作業をしているため精度はもちろんのこと、専門用語などへの対応力も高いです。企業向けのサービスということもあり、ビジネス専門用語への対応が優れています。
また、タスク自動管理機能も便利です。会話の中に、何らかの予定についての発言があると、自動的にAIが判定してタスクラベルを付けて立ち上げてくれます。そのまま、内容を保存して分類できるので、業務管理をするのがかなり楽になります。その場での確認も可能ですので、業務の割り当てを確実に行うための有用なツールともなるでしょう。
スマート書記
ツール名 | スマート書記 |
運営会社 | エピックベース株式会社 |
機能 | ・テキスト編集 ・議事録特化エディタ ・Wordダウンロード ・Emailによる共有 ・URLによる共有 ・高精度音声認識 文字起こし ・精度向上のための用語登録 ・タイムスタンプ機能 ・Web会議の音声録音 ・音声ファイルアップロード ・同時編集機能 ・フィルタ・フィラー除去機能 ・決定事項・ToDoサマリー自動出力 |
翻訳有無・対応言語 | なし |
無料版の機能・制限 | 14日間無料トライアル可能 |
料金 | 月額30,000円~ |
公式URL | https://www.smartshoki.com/ |
パソコン、Android・iOSスマホで使える議事録支援アプリです。単に会話を認識してテキスト化してくれるだけでなく、議事録作成に必要な機能をたくさん備えています。たとえば、リアルタイムで音声を読み込みテキスト化しつつ、それぞれの発言についてタイムスタンプを付けていくことが可能です。誰がどのタイミングで話したのかを確実に示せますので、音声とタイムスタンプを紐づけることで、信用性の高い議事録を作れます。
オンライン会議にも対応していて、リモートワークが多い企業への導入実績も豊富です。作成した議事録はURLを作成して、クラウド上で簡単に共有できます。音声データとテキストなどをまとめて管理できるので、後日詳細をチェックする時に便利です。アプリを使うユーザーや、保存した議事録の閲覧、編集などの権限をアクションごとに割り当てられるので、セキュリティー面でもよく考えられています。
YouWire
ツール名 | YouWire |
運営会社 | 株式会社ギークフィード |
機能 | ・YouWire Office/Meeting/Mobileを利用し、録音データをテキスト化 ・通話録音・会話録音した内容や履歴を統計・解析し可視化 ・検索機能(通話開始時間/通話時間/自番号/相手番号等) ・再生機能 ・録音情報の保護/保護解除機能 ・削除機能 ・音声データDL機能 ・タグ設定 |
翻訳有無・対応言語 | なし |
無料版の機能・制限 | 要問合せ |
料金 | 要問合せ |
公式URL | https://www.youwire.jp/ |
企業向けの文字起こしサービスです。とくに、オフィス電話における通話の録音音声、会議音声、スマホ通話音声の録音をクラウド上で管理できるシステムが特徴的です。お客様とのやり取りや高いセキュリティー対策が求められる業務において、膨大なデータをわかりやすく管理できるので効率が高まります。検索機能も充実していて、後日情報を取り出したい時にも利便性の高く優れたシステムです。
録音した音声はすべて高度な音声認識システムによってテキスト化させることが可能です。しかも、自動的にテキスト内のワードを抽出して解析できます。たとえば、自社製品の名称やクレームでよく出てくる言葉を設定すると、どんな変化が生じているかをデータから確認できるのです。
録音情報やテキストはクラウドに保存され、一定の権限を持つユーザー同士で共有できるのがメリットです。共同編集がしやすいので、リモートワークにも適しています。
AmiVoice®ScribeAssist
ツール名 | AmiVoice® ScribeAssist |
運営会社 | 株式会社アドバンスト・メディア |
機能 | ・音声録音からテキスト化、編集、要約までをワンストップで実現 ・インターネット未接続の状態でも利用ができるスタンドアローン型 ・「重要」「決定事項」「TODO」など、ワンクリックでタグ付け ・キーワードのハイライト化 ・検索ワードやタグ、発言者で抽出・出力が可能で ・リアルタイム字幕表示 |
翻訳有無・対応言語 | なし |
無料版の機能・制限 | 要問合せ |
料金 | 要問合せ |
公式URL | https://www.advanced-media.co.jp/lp/scribeassist/ |
シンプルな操作画面で、さまざまな機能を使えるアプリです。高度な音声認識システムを特徴とし、ビジネス用語や専門用語などへの対応力が高く、高い精度で正しい漢字変換やカタカタ、アルファベットへの置き換えができます。企業名や商品名などの固有名詞も事前に辞書登録することで、正確にテキスト化してくれるので編集・修正作業が楽になり議事録の正確性も増すでしょう。
スケジュールやタスクを自動抽出、分類してくれる機能もあります。日程や業務、仕事の割り当てなどに関する単語が出てくると、自動的にその部分をタグ付けします。リアルタイムで会議音声をテキスト化できますので、出席者がその場で確認して自分のすべきことをチェックできます。また、テキストはハイライトできるので、後で見返したとき重要箇所がわかりやすく表示され便利です。
録音された音声やテキストは自動保存され、インターネットから切り離された状態で保存が可能です。重要機密についての会議にも対応できるハイセキュリティー機能となっています。
AI GIJIROKU
ツール名 | AI GIJIROKU |
運営会社 | 株式会社オルツ |
機能 | ・ZOOM連携で発言を字幕表示 ・連続録音時間120分 ・テキストダウンロード ・テキスト編集可能 ・話者を識別 ・EmailやSNSで共有可能 |
翻訳有無・対応言語 | あり(30言語) |
無料版の機能・制限 | 閲覧のみ可能 |
料金 | 月額1,500円~ |
公式URL | https://gijiroku.ai/ |
オンライン会議で多く用いられているZOOMとの連携ができ、出席者の発言がリアルタイムで字幕表示される機能があります。この機能を使って会話の可視化ができますし、そのまま字幕をテキストとして保存できます。会議中の相互理解を深めると共に、議事録作成を同時進行できるのがポイントです。もちろん、リアルタイムでテキスト化された内容をチェックしたり、必要に応じて修正できるので議事録作成作業の効率化にぴったりです。
音声認識の精度が高く、修正作業を最小限に抑えられます。オフライン利用も可能で、外部に漏らしたくない機密事項についての会議でも安心して使えます。AIによる音声解析をしていて、複数の話者でも高精度で識別できるのもメリットです。
料金は月額制となっていて、使用するID数によって料金が変わる複数のプランを用意しています。自社のニーズに合わせて無駄なくプラン選びができるのがメリットで、コストをしっかりと考えて選びたい方にぴったりです。
文字起こしさん
ツール名 | 文字起こしさん |
運営会社 | 株式会社さん |
機能 | ・音声、動画、画像の文字起こし ・文字起こしされた文章の検索 ・医療、IT、介護などの専門用語の文字起こしも可能 ・辞書機能 |
翻訳有無・対応言語 | あり(30言語) |
無料版の機能・制限 | 無料登録版 文字起こし音声:10分/日 文字起こし画像:10枚/日 |
料金 | 月額1,100円~ |
公式URL | https://mojiokoshi3.com/ja/ |
WEB上から簡単に文字起こしができるサービスです。音声や動画のファイルをホームページ上にドラッグアンドドロップするだけで、自動的にテキスト化できて初めての方でもすぐに使えます。無料だと60秒分しかできませんが、有料登録すると無制限でテキスト化されます。PDFなどの画像からもテキスト形式での出力ができて、幅広いファイルで活用できます。ITや介護など、業界特有の用語が多いファイルでも高精度の音声認識システムがミスの少ない変換をしていきます。
作成されたファイルを検索しやすい機能も設けられています。それぞれのファイルにタイトルを付けて、そのワードで検索できる他、文字起こしされた内容についてのキーワードでも検索できます。後から特定のファイルを見つけたいと思ったものの、どのファイルかわからなくなってしまった時に、その利便性の高さを発見できるでしょう。
RIMO Voice
ツール名 | Rimo voice |
運営会社 | Rimo合同会社 |
機能 | ・音声、動画の文字起こし ・文字起こしされた文章の検索 ・テキストと音声がシンクするスライダー機能 ・文字起こしデータのシェア可能 |
翻訳有無・対応言語 | なし |
無料版の機能・制限 | 無料トライアル:音声書き起こし60分 |
料金 | <個人プラン> 音声書き起こし:22円/30秒 動画書き起こし:33円/30秒 <法人プラン> 3万円~ |
公式URL | https://rimo.app/about/voice |
AIを使った高品質の音声認識と漢字変換システムが特徴です。また、高度処理ができるシステムを備えていますので、ハイスピードでテキスト化が完了します。1時間程度の音声は5分くらいでテキスト化がされるので、すぐに文章が欲しい時などに役立つでしょう。また、マイクと接続することでリアルタイム文字起こしもでき、確認や共有もその場で完了します。
また、テキストと音声がシンクロする機能を備えています。気になるテキストを選ぶと、そ回答する音声を再生してくれますので、確認と修正の手間がかなり楽になるでしょう。編集画面も使いやすく、充実した機能が備わっています。AIによりかなり精度の高いテキスト化ができますが、文字起こしのプロに編集してもらえるサービスもそのまま外注できます。より正確な文章を作りたいときに役立ちます。
eRex
ツール名 | eRex |
運営会社 | シフトプラス株式会社 |
機能 | ・音声の文字起こし ・複数音声フォーマット対応 ・LGWAN-ASPで利用可能 ・ユーザー数無制限 ・月間の利用時間制限やユーザーの利用時間制限設定機能 ・辞書機能 |
翻訳有無・対応言語 | 要問合せ |
無料版の機能・制限 | ・2 ユーザーアカウントまで ・複数音声フォーマット対応 ・辞書機能 ・機能自動更新 ※30日間、もしくは利用時間が20時間に達するまで利用可能 |
料金 | 15円〜/分 |
公式URL | https://www.lgsta.jp/erex/ |
クラウド型の文字起こしサービスです。ファイルをアップロードするだけで自動的にテキスト化され、誰でも簡単に使えます。なお、ユーザー数無制限のサービスで、ユーザー数が増えることにより料金が上がるようなことはありません。複数の異なる人が使う職場環境に適しています。また、クラウドでシステムの利用、ファイルの管理や編集ができるので、リモートワークにも使いやすいです。
安心して利用できるよう、高度なセキュリティー対策を施していて情報流出を防ぎます。また、音声の文字起こしをスタートする際には、特定のファイルやユーザーについて上位権限者の承認ができない設定にすることも可能です。予算が超過しないよう、利用時間の上限やユーザーごとの利用制限などもセッティングできて、柔軟な運用を可能にします。
ZMEETING
ツール名 | ZMeeting |
運営会社 | Hmcomm株式会社 |
機能 | ・音声認識AIを利用してリアルタイムでテキスト化 ・専門用語の登録から特定語句の置換が可能 ・議事録清書機能 ・多言語翻訳 |
翻訳有無・対応言語 | あり(8言語) |
無料版の機能・制限 | 要問合せ |
料金 | 要問合せ |
公式URL | https://www.zplatform.ai/ |
高度なAI音声認識システムを用いています。話者を自動的に判別して、リアルタイムの文字起こしでも明確に話者を識別してテキストを作ります。さらに、ティラー削除機能という、「あー」や「ええと」といった無駄な言葉を自動的に省いてテキスト作成する機能も設けています。より洗練された文字起こしができるため、後の編集作業も楽になります。
議事録を作る場合には、フォーマルな書式に対応して清書できるよう、使いやすい編集機能が入っているのも特徴です。多言語対応となっているのも特徴で、同じ音源の中に複数の言語が入り乱れる場合でも、正確に翻訳、テキスト化をしていきます。専門用語については、事前に辞書登録しておくことで、正確に文字変換してくれるのでより精度が高まります。
無料の文字起こしアプリ・サービスおすすめ5選
文字起こしアプリ・サービスには、上記のような有料のほかに、無料サービスも多くあります。ある程度機能が制限されますが、高度な処理ができるなどメリットは大きいです。どんなサービスがあるかチェックしてみましょう。
CLOVA Note β
ツール名 | CLOVA Note β |
運営会社 | LINE株式会社 |
機能 | ・録音+メモ機能で文字起こし ・大事な会話のブックマーク機能 ・音声記録検索機能 ・共有リンクでノートに共有 |
翻訳有無・対応言語 | なし |
料金 | 無料 |
公式URL | https://clovanote.line.me/ |
パソコンでもスマホでも使えるサービスで、スマホで録音をしながら、ほぼリアルタイムで文字起こしができます。タイムスタンプが付きますので、できあがるテキストは見やすく編集も楽になるでしょう。また、チェックしたいポイントをブックマークすると、その部分の音声から簡単にテキストを検索できます。話者の識別もしっかりと行われますので、会議やインタビューなどの複数の人がいるシーンでも役立つことでしょう。
ノートの共有が簡単にできる機能もあります。保存したファイルのURLを発行しSNSやメールで送ることで相手も簡単にノートを見られます。メモの修正も楽に行える編集機能も充実していて、無料でもかなりのことができるアプリと言えます。AIを使った音声認識で、精度が高くスピーディーなので作業がとても楽になるでしょう。
ユーザーローカル音声議事録システム
ツール名 | ユーザーローカル音声議事録システム |
運営会社 | 株式会社ユーザーローカル |
機能 | ・音声録音文字起こし機能 ・感情認識機能 ・単語出現頻度表示機能 |
翻訳有無・対応言語 | なし |
料金 | 無料 |
公式URL | https://voice-dashboard.userlocal.jp/ |
議事録作成支援システムで、複数の参加者の会話を識別して分かりやすくテキスト化してくれます。それぞれの話者の感情分析を行うなど、単なる文字起こしに終わらない便利な機能もついています。リアルタイムで文字起こしができ、すぐにその場で視覚化されるのがメリットです。それぞれの発言の確認がしやすくなりますし、編集も同時に進められて作業が効率化されるでしょう。
セキュリティー面でも配慮されています。アップロードされた音声ファイルは文字起こし以外には使われませんし、すぐに破棄されます。さらに、システム上に保存されるテキストデータは自分たちの権限で削除可能です。無料サービスだとセキュリティーが心配という方でも安心して使える設計になっています。AIを活用した音声認識システムを使っているので、専門用語への対応力も高く有効に活用できるでしょう。
Sloos(スルース)
ツール名 | Sloos(スルース) |
運営会社 | 株式会社QuantumCore |
機能 | ・音声録音文字起こし機能 ・マイク一台で話者を識別 |
翻訳有無・対応言語 | なし |
料金 | 無料 |
公式URL | https://sloos.qcore.co.jp/ |
シンプルな機能と操作が特徴の無料文字起こしサービスです。ユーザー登録をすることで、企業でも個人でも利用可能になります。AIによる学習機能を使った音声認識システムと、漢字変換システムを持ち高精度の文字起こしが可能です。複数の参加者がいる状況でも、しっかりと話者の違いを識別してそれぞれのコメントに分けてわかりやすい内容でテキスト化してくれます。
マイク一台を使って複数の人が話している場面だと、音声の質が悪くなったり話者の判別が難しくなったりすることがあります。このサービスでは高度な技術を用いることで、正確なテキスト化を実現しています。ZOOMやTeamsといったオンライン会議システムの利用もでき、リモートワーク環境で効果を発揮します。気軽に使える無料サービスで、初めて利用する方でもすぐに慣れることができるでしょう。
Googleドキュメント 音声入力機能
ツール名 | Googleドキュメント 音声入力機能 |
運営会社 | Google LLC |
機能 | ・マイクを接続して文字起こし ・オンラインで共同編集が可能 ・他のドキュメント編集アプリとの連携可能 |
翻訳有無・対応言語 | あり |
料金 | 無料 |
公式URL | https://www.google.com/intl/ja_jp/docs/about/ |
オフィスワークで、Googleドキュメントは多くのユーザーに使われています。その機能の一つとして、マイクを接続して文字起こしができる無料サービスが用意されているのをご存じでしょうか。もともとGoogleは様々なアプリやサービスで音声認識システムを備えているため、非常に高度でスピーディーなテキスト化ができるノウハウを持っています。その技術をGoogleドキュメントでも実装しているのです。
オンラインで共同編集が可能なアプリなので、チームで利用するのも便利です。また、そのまま画像を添付するなどして、提出用書類にしたりプレゼン資料作成ができ、一連の作業がスムーズになります。もちろん、他のドキュメント編集アプリとの連携も簡単で、表計算アプリへのエクスポートなどもすぐにできます。特に別のアプリを入れたり、他のサービスサイトに行ったりすることなく、いつも使っているGoogleドキュメントでそのまま文字起こしが可能なことが最大のメリットでしょう。
Group Transcribe
ツール名 | Group Transcribe |
運営会社 | Microsoft Corporation |
機能 | ・リアルタイムの文字起こしと翻訳 ・80か国の翻訳機能搭載 |
翻訳有無・対応言語 | あり(80以上の国と地域で使用されている言語に対応) |
料金 | 無料 |
公式URL | https://www.microsoft.com/ja-jp/group-transcribe/ |
マイクロソフトが提供する文字起こしアプリです。すでにマイクロソフトはさまざまなシステムやサービスに音声認識機能を実装していますが、このアプリは文字起こし専用として機能します。大きな特徴はスマホ同士の通話をテキスト化できる点で、リアルタイムですべての参加者の会話が順次テキスト化されます。グループ通話を使った会議に適したアプリで、難しい操作をすることなくすぐに使い始められます。
80以上の国と地域で使用されている言語に対応していて、自動的にそれぞれの言語での文字起こしをすることも、翻訳テキスト化も可能です。マイクロソフトは最先端のAI技術を用いて音声認識システムを向上させていますし、膨大なユーザーデータを用いた言語学習も行っています。その技術と蓄積されたAIの学習データが、より正確で適切なテキスト変換を実現しているのです。無料で使えるアプリとしては、かなり高精度で使いやすいサービスですので要注目です。