本記事では、おすすめのM&Aマッチング・事業承継マッチングサイト一覧を紹介しています!
M&Aや事業承継案件に関心のある買主、売主の方、どちらの目線も意識しながら解説していきます!
また中業企業、個人も利用可能なサービスが多数ですので、スモールM&Aを検討の企業様、個人様にも役立つ情報となっています!
- M&Aクラウド
公式https://macloud.jp/
IT系案件が多く、大企業からベンチャー・中堅企業の掲載実績も豊富 - TRANBI
公式https://www.tranbi.com/
国内最大級の事業承継・M&Aプラットフォーム - M&Aシナジー
公式https://ma-synergy.net/
小規模案件から売買可能なM&Aサイト - Townlife 企業M&A
公式https://townlife-ma.com/
M&Aの徹底サポートに強いM&Aサービス - 事業承継総合センター
公式https://rbsp.jp/
後継者探し・事業承継M&Aに強いリクルート社運営サービス
- M&Aマッチング・事業承継マッチングサイトおすすめ一覧
- M&Aクラウド|IT系案件が多く大企業から中小企業まで幅広いM&A案件実績
- M&Aサクシード|ビズリーチ運営のM&Aマッチングサイト
- M&A総合研究所|完全成功報酬制のM&A仲介会社
- スピードM&A|スモールM&A案件多数で個人も対応
- TRANBI|Gomez M&Aプラットフォームサイトランキング2022 総合第1位のM&Aマッチングサイト
- BATONZ|M&Aマッチングサイト規模最大級
- ビズマ|地域密着型のM&A・事業承継マッチングサイト
- マールマッチング|匿名交渉可能で案件審査が厳格で信頼できるM&Aマッチングサイト
- M&Aプラス|デロイト トーマツ運営のM&Aマッチングサイト
- 事業承継総合センター|リクルート運営の事業承継・M&Aマッチングサービス
- SMART|着手金無料でM&A支援が手厚いマッチングサイト
- fundbook|様々な業界に精通したアドバイザーチームがサポートしてくれるM&Aマッチングサイト
- M&A PARK|アジア最大級のM&Aマッチングサービス
- DoM&A(ドマンダ)|東南アジアに特化したM&Aマッチングサイト
- 飲食M&A|飲食に強いM&Aマッチングサイト
- ウィルゲート M&A|WEB制作・開発、IT案件に強いM&Aマッチングサイト
- MAfolova(マフォロバ)|非公開型の案件システムのM&Aマッチングサービス
- M&Aマッチングサイトとは
- M&Aマッチングサイトの選び方
- M&Aマッチングサイトのメリット
- M&Aマッチングサイトのデメリット・注意点
- M&Aマッチングサイトのよくある質問
M&Aマッチング・事業承継マッチングサイトおすすめ一覧
M&Aをスムーズに進めるためには、法的な問題をサポートすることに加えて、自社の価値を適切に把握して、相手企業をマッチングしてくれる仲介者が必要です。
M&Aマッチングサイトの中でも実績があり、メリットの大きな会社を紹介します。
M&Aクラウド|IT系案件が多く大企業から中小企業まで幅広いM&A案件実績
運営会社 | 株式会社M&Aクラウド |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 掲載企業の総M&A件数482件 総出資件数371件 |
売り手料金・手数料 | 完全無料 |
買い手料金・手数料 | 掲載費用と成約手数料 |
公式URL | https://macloud.jp/ |
M&A関連の幅広いサービスを提供しているマッチングサイトです。
直接的なM&Aはもちろんのこと、業務提携や出資、一部事業部門の吸収といった要望にも応じています。買い手と売り手のどちらも、積極的にM&Aをアピールできる制度が設けられています。
具体的には、売却もしくは買収の条件を提示して、相手方からのオファーを待てるというシステムです。この際、自社の名前を公開してもよいですし、匿名での公募もできます。
M&Aクラウドは、全体としてIT系の小規模から中規模程度の企業の登録が多い傾向にあります。
ベンチャー企業も多数見つけられますので、スタートアップ間もない企業がM&Aをする場としても適していると言えるでしょう。
同社の特徴として、M&A業者の登録はできず、企業間で直接交渉をする形でM&Aを進める手法を採っていることが挙げられます。
ある程度M&Aについての知識が求められますが、手数料が安いなどのメリットがあります。
M&Aサクシード|ビズリーチ運営のM&Aマッチングサイト
運営会社 | 株式会社M&Aサクシード |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 累計譲渡案件11,300件以上 累計譲り受け企業8,700社以上 |
売り手料金・手数料 | 譲渡対価の5% |
買い手料金・手数料 | 譲渡金額の2.0% |
公式URL | https://ma-succeed.jp/ |
同社の特徴は、厳しい審査をパスした企業だけがM&A対象として登録されるというシステムです。
いわば優良な売却事業だけが紹介されますので、真剣にM&Aを行っている企業のみが参入しているのがメリットです。
登録している企業の数も多く、業界を問わず、幅広い層の買い手・売り手を見つけられます。
M&Aをする側、つまり買い手企業のみが手数料を支払う制度を採っています。
手数料は比較的リーズナブルな設定となっていますので、M&Aでの負担を減らすことが可能です。
経験が少ない企業にうれしい総合的なサポートを手厚く提供してくれるプランや、M&Aが成功した場合のみ報酬が発生するプランなどもあります。
企業もしくは事業を買いたいと考えている企業が自らアピールして、条件に合った企業を公募するというサービスも行われています。
活発なM&Aがなされているため、マッチングサイトとしての対応力やスピードへの評価も高い会社です。
M&A総合研究所|完全成功報酬制のM&A仲介会社
運営会社 | 株式会社M&A総合研究所 |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 成功報酬(譲渡価格の1~5%) 成功報酬の手数料5% |
買い手料金・手数料 | 不明 |
公式URL | https://masouken.com/ |
AI技術を駆使した自動マッチングシステムが特徴となっているサイトです。
売り手企業が自社の情報や要望を登録すると、その条件に合った買い手候補をAIが探して、スピーディーにマッチングをしてくれます。
手間がかからず、統合までの時間を短縮できるのがメリットです。
人間が行うのとは異なる観点でマッチングをしてくれることもあり、意外な組み合わせを見つけられることもあります。M&A仲介会社が提供しているサイトで、情報発信力が強く、多くの企業が登録しています。
M&A業者の登録も行っていて、無料で利用できる仕組みです。
アドバイザーがサポートを行う制度も人気で、相手先企業の見つけ方や譲渡や買収に伴う条件の考え方などをアドバイスしてくれます。
売り手企業については手数料が無料となっていますので、気軽に利用できるマッチングサイトでもあります。
スピードM&A|スモールM&A案件多数で個人も対応
運営会社 | 株式会社アイデアルパートナーズ |
---|---|
利用者数 | 登録数10,000件突破 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 完全無料 |
買い手料金・手数料 | 成功報酬制 |
公式URL | https://speed-ma.com/ |
広範囲にわたる企業規模や業界に対応しているマッチングサイトです。
買収金額1円から受け付けていて、最大で50億円程度まで交渉ができます。
中小企業はもちろんのこと、個人事業者の事業譲渡にも対応していますので、小さなビジネスを吸収していきたい方や起業したいという方にも、メリットが大きいサービスと言えるでしょう。
スピードM&Aというサイト名からわかるように、スピーディーなマッチングを心がけていて、簡単な登録と迅速な相手先紹介が特徴となっています。
同社のシステムは、売り手企業が自社の情報と要望を登録すると、買い手候補からオファーが入るという仕組みです。
マッチングの制度はとてもシンプルでわかりやすく、M&Aが初めてという企業でも使いやすいです。交渉の仕方についてはよく考えられていて、プライベートチャット機能が設けられています。
両者だけで交渉ができますし、その内容や手渡す情報ファイルの送信などを安全に行えるのがメリットです。
秘密保持契約を結んだ状態でやり取りができますので、M&Aに関する情報を漏らしたくないケースで非常に役立ちます。
TRANBI|Gomez M&Aプラットフォームサイトランキング2022 総合第1位のM&Aマッチングサイト
運営会社 | 株式会社トランビ |
---|---|
利用者数 | 会員数109,538名 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 0円 |
買い手料金・手数料 | 無料プラン会員0円 月額プラン会員4,380円~(成約手数料0円) |
公式URL | https://www.tranbi.com/ |
事業展開に関する幅広い支援を行っているサイトです。
直接的なM&Aだけでなく、一部部門の切り出し買収や業務提携、出資などの要望にも対応しています。
業種についての制限はなく、あらゆる業界におけるマッチング実績を持っています。
企業形態についても制限はなく、法人企業はもとより個人事業者も利用でき、これから法人化をしたいといった要望にも応えられるのがメリットです。
売り手企業は手数料が無料となっていますが、保険や業務提携希望などのケースでは別途料金が発生します。
プランには、基本的に弁護士特約が付帯しているのが特徴です。M&Aに伴う法的トラブルや情報漏えいなどが発生した場合に、弁護士費用を保険でカバーできます。
WEBメディアとして強い情報発信力を持っているのもメリットです。
売り手側の企業について、事業の紹介や企業としての魅力、沿革などを、プロのライターが記事にして掲載してくれるというサービスを利用できます。
有料ではありますが、よりマッチングの効果を高めるための手段として優れています。
BATONZ|M&Aマッチングサイト規模最大級
運営会社 | 株式会社バトンズ |
---|---|
利用者数 | 累計155,000ユーザー(2022年4月現在) |
実績数 | 累計成約数1,800件 |
売り手料金・手数料 | 無料 |
買い手料金・手数料 | 成功報酬(成約価額の2%) |
公式URL | https://batonz.jp/ |
買い手企業は15万社以上の登録があり、売り手も8,000社以上の申し込みがある、非常に規模の大きなM&Aマッチングサイトです。
マッチング力も強く、譲渡を希望している企業には平均して16件程度のオファーが届くという実績にも注目です。
さらに、常に新規案件の入れ替わりがあって、毎月500件程度の案件情報が入ります。
自分たちに合った条件のM&Aをしやすいでしょう。
スピードの速さも同社の特徴で、平均して3か月程度で合意、早いと1か月での成約に至るという事例も見られるほどです。
M&Aのプロがトータルサポートをするのもうれしいところで、無料で法的な面やマッチングについてのアドバイスを提供します。
手数料については、売り手は完全無料、買い手については成功報酬で2パーセントと、わかりやすい料金体系です。
買収に伴う予算をあらかじめ計算できるのが助かります。
ビズマ|地域密着型のM&A・事業承継マッチングサイト
運営会社 | 株式会社ビジネスマーケット |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 基本利用無料(一部有料オプションあり) 有料会員基本サービス月額3,000円 アドバイザー紹介サービス30,000円(契約締結時) |
買い手料金・手数料 | 基本利用無料(一部有料オプションあり) 有料会員基本サービス月額3,000円 NDA締結事務サービス1回3,000円 アドバイザー紹介サービス30,000円(契約締結時) |
公式URL | https://bizma.jp/ |
豊富なM&A案件を抱え、地域密着型のサービスを特徴としています。
地域の中小企業をメインとした案件が多く、総合的な支援を提供する会社です。
具体的には、自治体や金融機関と企業とをつなぎ、資金調達や公的制度の利用などによって、事業承継の負担を軽減しています。
M&Aについての専門知識の豊富なスタッフがサポートし、疑問を素早く解決してくれるのも心強い点でしょう。
同社ではしっかりとした審査を行い、真剣にM&Aをしたいと考えている企業だけが登録できる仕組みを取っています。
また、登録した情報を定期的にチェック、更新して、正確で頼りになる情報のみを見られるようにもしています。
こうして、M&Aを確実に、かつ安心して進められるプラットフォームを提供できているのです。
オンラインでの支援だけでなく、必要に応じて対面面談も行っており、デジタル化ができていない企業でも利用しやすいのが魅力です。
マールマッチング|匿名交渉可能で案件審査が厳格で信頼できるM&Aマッチングサイト
運営会社 | 株式会社マールマッチング |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 完全無料 |
買い手料金・手数料 | 成約時に成約価額の3%もしくは最低報酬100万円のいずれか高い方 |
公式URL | https://www.marr-match.jp/ |
安心してM&Aを完了できるよう、多方面での堅実なサポートを行っているマッチングサイトです。
まず、売り手と買い手が安全な環境で交渉を進められるように、匿名交渉機能を提供しています。
そもそも登録できる企業は厳正な審査に通った企業だけですが、お互いの情報提供は必要最低限となりますので、成約に至らなかった場合の情報漏えいを防げるのがメリットです。
真剣にM&Aを進めるために役立ちます。
売り手企業は、登録料も成約に伴う手数料もかかりません。
買い手企業については、登録や利用は無料で、成功報酬として、成約金額の3パーセントを手数料として支払うことになります。
登録している企業の業種はあらゆる範囲に及び、不動産や人材サービス、士業などのマッチング実績も豊富です。
オンライン面談で、選任担当者が費用なしで手厚いサポートを行います。事前に何も準備しなくても、スタッフが必要な手続きの仕方などをアドバイスしていくので安心です。
M&Aプラス|デロイト トーマツ運営のM&Aマッチングサイト
運営会社 | デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | ライト会員 無料(M&Aマッチングプラットフォーム利用不可) FA会員 入会登録料(20万円)、アカウント利用料(1万円~)、FA契約締結時発生料金(0円~)、最終契約締結時発生料金(0円~) |
買い手料金・手数料 | ライト会員 無料(M&Aマッチングプラットフォーム利用不可) FA会員 入会登録料(20万円)、アカウント利用料(1万円~)、FA契約締結時発生料金(0円~)、最終契約締結時発生料金(0円~) |
公式URL | https://ma-plus.com/ |
売却と買収を希望する企業と、M&A専門家とをつなぐマッチングサイトです。
税理士や弁護士、M&A関連のコンサルタントといった専門家とのネットワークを持っているのも特徴で、1万人を超えるプロがさまざまな形での支援を提供します。
大規模なM&Aであったり、初めて大きな組織再編をするので不安を感じていたりする企業でも、心強いサポートを得られるのがメリットです。
また、案件毎にM&Aの取り扱い実績が豊富な専門スタッフが配置され、必要な手続き等のアドバイスや、公正な取引がなされているかをチェックします。
同社ではマッチング手法を工夫し、無駄なくスピーディーに相手先企業を紹介できるシステムを構築しています。
そのため、できるだけ早く譲渡先を見つけたいという要望にも応えられるのが強みです。
料金プランはわかりやすく提示されていますので、あらかじめかかるコストを明確に計算できるのも助かるところです。
取り扱い業種に制限はありませんので、どんな業界の企業でも利用できます。
事業承継総合センター|リクルート運営の事業承継・M&Aマッチングサービス
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
利用者数 | 買手リスト約17,000件 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | M&A成立時時の手数料 連携M&A仲介会社によりトップ面談時の中間金、基本合意書締結時の手数料発生の可能性あり |
買い手料金・手数料 | 仲介手数料 |
公式URL | https://rbsp.jp/ |
事業承継総合センターは、リクルートが運営するM&Aマッチングサイトです。
知名度や信頼度が高いので、安心して取引ができるサイトを探している方にもってこいです。
買い手企業の登録は17,000件を超えていて、自分たちの条件にマッチした企業を迅速に見つけられます。
このスピード感も同サイトの特徴で、最短で3か月の成約を目指せます。
買い手・売り手企業だけでなく、M&A仲介会社の登録も行われているサイトですので、安心して仲介を依頼できる会社を効率よく探せることも魅力です。
サイト名からもわかるように、特に事業承継サポートに力を入れています。
手続きの進捗状況についての状況開示要求ができる制度や、着手金なしで手続きを始められる仕組みなど、中小企業オーナーが安心して事業を第三者に手渡せる仕組みを設けています。
手数料については成果報酬制となっていますので、着手金だけ支払って事業承継に至らなかったという心配をしなくて済むことも安心材料となるでしょう。
SMART|着手金無料でM&A支援が手厚いマッチングサイト
運営会社 | 株式会社ストライク |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 成約実績1,700件以上 |
売り手料金・手数料 | 基本合意報酬(100~300万円) 成約報酬(譲渡金額の1~5%、最低報酬額1,000万円) |
買い手料金・手数料 | 基本合意報酬、成約報酬 |
公式URL | https://www.strike.co.jp/ |
M&A専門会社が運営するサービスサイトです。
1998年に、国内では初めてとなるオンライン上のM&Aマッチングサービスを提供しています。
そのノウハウと経験を生かした、精度の高いマッチングが強みです。
地域や業種の制約はなく、あらゆるニーズに応えられる柔軟性があります。
スピードを大事にしていて、それぞれの企業の特徴や要望を踏まえた上で、効率よくオファーの提示をしています。
短期間での成約を目指す企業にとって、メリットの大きなサービスと言えるでしょう。
売り手・買い手企業の情報をメールマガジンの形で配信しているため、常に最新の案件をチェックできます。
その中から、自分たちの条件に合った企業を発見できるのがメリットです。
こうした情報の鮮度にこだわっていることも特徴で、登録案件の情報を更新して、最新の企業情報を届けています。
安心して交渉を進められるように、企業情報を匿名で掲載して、情報漏えいを防ぐ仕組みも取られています。
着手金は無料で成功報酬のみとなっていますし、専門家によるサポートも無料で提供されるので、費用の負担を軽減することが可能です。
fundbook|様々な業界に精通したアドバイザーチームがサポートしてくれるM&Aマッチングサイト
運営会社 | 株式会社fundbook |
---|---|
利用者数 | 登録企業約4,500社 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 中間報酬(成功報酬の10%) 成功報酬(中間報酬除く残額90%) |
買い手料金・手数料 | 中間報酬(成功報酬の10%) 成功報酬(中間報酬除く残額90%) |
公式URL | https://fundbook.co.jp/ |
独自のM&Aマッチングプラットフォームを持ち、他社とは異なる観点での紹介をしています。
独自開発のシステムを使い、属人化された条件設定で生まれてしまう固定観念を排除して、幅広い視野でのマッチングを行います。
同サイトでは4,500社程度の企業が登録していますので、層の厚いマッチングが可能です。
できるだけ多くの売り手企業にアプローチする方針を採っていて、マッチング量を増やすことで、質の向上も可能となります。
あらゆる業界に対応できる、経験豊かな専任アドバイザーによるサポートも特徴です。
譲渡価格の適正な金額の見極め方や、相手先企業の確認、手続きの流れなどを手厚く支援していきます。
企業情報については、匿名性を保ちながら、必要な資料をオンラインで閲覧できるシステムを構築しています。
判断をするためのさまざまな情報を詳細に手に入れつつ、間違いのないM&Aを実現できるでしょう。
M&A PARK|アジア最大級のM&Aマッチングサービス
運営会社 | 株式会社エムアンドエーパーク |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 完全無料 |
買い手料金・手数料 | 月額0円~14,800円(税抜) 成功報酬型プランもあり |
公式URL | https://www.ma-park.com/ |
国内でのM&Aだけでなく、世界中の経営者とコンタクトを取り、国際M&Aができるプラットフォームです。
アジア最大規模のM&Aマッチング市場を構築していて、豊富な企業の登録があることが強みです。
ただでさえ、M&Aに伴う手続きや法的にクリアすべき要件は多いのですが、国をまたぐとその複雑さはさらに増します。
ここでは海外企業とのM&A支援経験が豊富な専門家が揃っていますので、成約までの徹底したサポートが可能です。
売り手企業については、登録料も利用料もかかりません。
買い手企業については、原則成功報酬による手数料となり、明朗で計算しやすい料金プランを提示しています。
非公開の譲渡案件を確保していて、他では見つけられない上質のM&A希望企業を見つけられるのも特徴です。
自社の譲渡価格のおおよその目安を事前に知りたいといった希望にも応じていて、きめ細かなケアをしている会社でもあります。
DoM&A(ドマンダ)|東南アジアに特化したM&Aマッチングサイト
運営会社 | 株式会社DoMandA |
---|---|
利用者数 | 不明 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 完全無料 |
買い手料金・手数料 | プランA マッチング時に10万円 プランB 中間地点400万円 成約時の手数料0円 |
公式URL | https://domanda.jp/ |
東南アジアエリアに特化した、M&Aマッチングサイトです。
インドネシアやシンガポール、ベトナムの企業の案件数が比較的多く、業種もIT系や製造業などさまざまです。
それぞれの企業の持ち味を生かした譲渡、買収ができます。
企業価値を高めるためのアドバイスを経験豊富なプロが提供しているのが特徴です。
国際的なM&Aに伴う法的手続きや、現地の商習慣などに合った、適切なサポートをしていきます。
手数料については、他社と違う特徴を持っています。
多くのM&Aマッチングサイトでは、成約価額に応じたパーセンテージで成功報酬が決まることが多いです。
しかし、同サイトでは定額制を採っていて、成約金額に依存しない手数料となります。あらかじめコストを確実に把握できますので、予算取り分けがしやすくなる点でメリットです。
こちらでは、海外企業についての詳細な情報を集めて、現地における営業や経営状態を正確に把握しています。
安心して海外M&Aができるように、手厚く、きめ細かなケアをしていることが特徴と言えるでしょう。
飲食M&A|飲食に強いM&Aマッチングサイト
運営会社 | 株式会社シンクロ・フード |
---|---|
利用者数 | 会員数25万人 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 完全成功報酬制 |
買い手料金・手数料 | 完全成功報酬制 |
公式URL | https://www.inshokuten.com/ma/ |
サイト名称からもわかるように、飲食店に特化したM&Aマッチングサイトです。
会員数は25万人にのぼり、日本全国のあらゆる地域、飲食店ジャンルの中から、買い手・売り手を見つけられます。
同社は「飲食.COM」という飲食店支援サイトも運営していて、事業拡大や資金調達、創業といった面での支援をしています。
そのノウハウを生かして、生産性があり企業価値を高めるための飲食店M&Aのアドバイスができるのが強みです。
同時に、資金調達などの支援を受けることも可能です。
細かく条件を指定できるので、自分に合った売り手もしくは買い手を探しやすいでしょう。
たとえば、特定の地域にある1店舗のみの飲食店とか、都市部に展開している複数店舗を持つ企業といった条件付けができます。
手数料は完全成功報酬となっていますので、成約が実現するまでコストがかかりません。
家族経営をしている飲食店の事業承継や、老舗としての伝統を残しながら承継をしたいという希望にも対応しています。
ウィルゲート M&A|WEB制作・開発、IT案件に強いM&Aマッチングサイト
運営会社 | 株式会社ウィルゲート |
---|---|
利用者数 | 買い手企業1,700社 |
実績数 | 成約実績35件 |
売り手料金・手数料 | 完全成功報酬 |
買い手料金・手数料 | 完全成功報酬 |
公式URL | https://ma-gate.com/ |
M&Aマッチングプラットフォームとしては比較的年数が浅いサイトですが、すでに買い手企業登録が1,700社を超えていて、人気と実績を着実に積み上げています。
企業規模の制限がなく、小規模企業から評価額40億円程度の企業まで成約実績があります。同社はもともとWEBマーケティングの分野で数多くの企業を支援してきました。
そのコネクションを生かして、買い手・売り手企業のネットワークを構築しています。
特に、WEB制作・開発を行う企業や、ITソリューション事業を行う企業のマッチングに強いのが特徴です。
着手金は無料となっていて、完全成功報酬型を採用していますので、確実に成約まで話を進められます。
電話やWEBフォームなどを通して無料で相談も行っているため、ひとまずどういった形でM&Aをしていったらよいのかという点だけでも質問することが可能です。
M&Aで使う契約書等の準備も含めて、成約まで丁寧なサポートをしていて、初めての企業でも安心して最後まで任せられます。
MAfolova(マフォロバ)|非公開型の案件システムのM&Aマッチングサービス
運営会社 | マフォロバ株式会社 |
---|---|
利用者数 | 累計登録数11,000件 |
実績数 | 不明 |
売り手料金・手数料 | 原則無料 |
買い手料金・手数料 | 成功報酬型(企業買収総額の1.5%または100万円のいずれか高い方) |
公式URL | https://www.mafolova.biz/ |
M&A業界では珍しい、非公開型の案件システムを採用しているのが特徴です。
ほとんどのマッチングサイトでは、案件を外部にも公開して、買い手や売り手を募る方式を採っています。
しかし、同サイトでは、マッチングによって対象となった企業にしか案件を知らせない形となっています。
これにより、情報漏えいのリスクを可能な限り下げられ、慎重にM&Aを進めたい企業が多く集まってくるというメリットが生まれるのです。
そのため、他社では見つけられないような良質のM&A案件を多数発見できる強みがあります。
さらに、専任アドバイザーが個別に双方の企業について細かくチェックして打診をする制度により、マッチングの確実性が高く、プロ目線ならではの自社では発見できない相手先企業を見つけられるのがメリットです。
登録できる企業は厳しい審査に通ったところだけで、真剣にM&Aを考えている企業ばかりなので、話が順調に進んでいきやすく、優良なM&Aができます。
M&Aマッチングサイトとは
M&Aマッチングサイトとは、自社を譲渡したい企業と買収したい企業とをつなぐサイトのことです。
売り手と買い手の両方がサイトに登録して、それぞれの企業情報やM&Aに当たっての条件を示します。
たとえば、譲渡希望価格や買収後の従業員の人事、株式などについての条件や希望が含まれるでしょう。
売り手企業は自社の事業全般の内容や業績に加えて、得意分野や知財権の有無などを示して魅力的な企業であることをアピールします。
買い手企業は、自分たちによってメリットとなる技術や権利、コネクションなどを持っているかどうかを確認することが多いです。
M&Aマッチングサイトでは、双方の条件や希望を精査して、お互いの条件が合うところを見つけて紹介します。
提示の仕方はサイトによって異なりますが、買い手が求める条件に合う企業を紹介して、その企業が興味を示したらオファーという形で仮交渉を進める段取りを作ります。
マッチングサイトによっては、M&A仲介会社も登録されていて、具体的な交渉手続きや法的な面でのサポートを仲介会社を通して行うことも可能です。
M&Aマッチングサイトの選び方
M&Aマッチングサイトはたくさんあって、どのサイトに登録したらよいか迷ってしまうかもしれません。
サイトによって得意とする業種や企業規模が異なりますし、そもそも登録している企業もさまざまです。
それだけに、マッチングサイトの選択はその後の会社の未来を左右する大事な要素となります。
どのような点を考慮して選んだらよいのか、いくつかのポイントをチェックしてみましょう。
売買件数の実績で選ぶ
やはり成約実績はサイトの力を見るわかりやすいバロメーターとなります。
実績が豊富なところは、それだけ企業からの信頼が厚いという意味ですので、安心して大事な会社を任せられるでしょう。
そして、実績が多いところほど経験とノウハウが蓄積されていますので、スムーズで速い手続きがなされる傾向があります。
条件に合ったところを効率よくマッチングしてくれますので、無駄がなく納得できるオファーをすぐにもらえることになります。
サポート体制で選ぶ
M&Aを何度も経験している企業であれば自社でほとんどのことを対応できますが、そのような会社はそう多くはありません。
M&Aを成功させるためには、企業価値の算定やリスク評価に加えて、必要な書類作成や行政上の手続きなど、法的な面もクリアしないといけません。
そのためには、会計や財務、法律上の専門知識を持ち、M&Aの経験が豊富なプロに頼る必要があります。
多くのサイトで、公認会計士や弁護士などのプロや、M&A仲介の経験が多いスタッフを揃えています。
相手先の選定や手続きの流れなどについて、こうしたスタッフがしっかりと丁寧にサポートしてくれるところを選びましょう。
特にM&Aの経験がないのであれば、本格的に手続きへ移行する前に、不安点を解消するための相談をしてくれるところを見つけることが大事です。
手数料で選ぶ
ほとんどのM&Aマッチングサイトでは、売り手企業については手数料が無料となっています。
買い手の方に手数料がかかりますので、その算出法を確認しておきましょう。
M&Aでかかる費用としては、着手金の他に、成果報酬があります。成約に至ったら、売買金額の何パーセントという形で手数料が算出されることが多いです。
ただし、着手金は無料としているところも多いので、そのようなところならば、お金だけ支払って成約に至らないという事態を防げます。
条件が合えば、やはり着手金無料のところを選んだ方が安心です。
成果報酬は、成約金額の2パーセントから5パーセント程度が目安です。
とはいえ、多くのサイトでは最低金額を定めていて、成約価額が低い場合はどちらか高いほうが優先されます。
また、成約が確定した時だけでなく、交渉がある程度進んだ段階で中間報酬がかかるサイトもあります。
それぞれに料金体系は異なりますし、手数料は決して安いものではありませんので、しっかりとチェックしておくべきです。
また、基本報酬とは別に、オプション費用がかかるケースもあります。
たとえば、一連の手続きに関連した保険や、コンサルティング料などです。
万が一のトラブルが起きた場合の弁護士補償や、損害賠償といった内容になります。必要に応じて、こうしたサービスを付けるかどうかを検討しましょう。
案件数・買い手のユーザー数で選ぶ
どれだけたくさんの企業が登録しているかは、選択肢の多さに直接つながります。
マッチングの精度を上げて、望む条件通りの相手を見つけるためには、やはり候補となる企業が多いに越したことはありません。
案件数に自信があるマッチングサイトは、たいてい案件数を公表していますので、他サイトと比較してみましょう。
特に、譲渡を考えている企業の場合は、買い手となる企業の登録数が多いところを優先的に選ぶことが大事です。
買い手はかなり慎重に検討しますし、似たような条件の売り手企業が多くなる傾向があります。
そのため、倍率を上げて早期成約に至るために、そして譲渡金額を少しでも高くするためにも、候補となる買い手は多い方がよいのです。
運営元で選ぶ(大手企業運営かどうか)
M&Aマッチングサイトをどこが運営しているかは、必ず調査しましょう。
運営元となる企業が信頼の置ける会社かどうかは、リスク管理のためにも確認すべきポイントです。
登録に当たっては大事な会社の情報を提供することになり、中には機密情報とも言えるものも含まれることがあります。
万が一情報管理がしっかりとしていないと、大きな問題に発展しかねません。
また、M&Aの相手期先を紹介してもらうという大事な作業を行うわけですから、安心して任せられるところではないといけません。
こうしたことから、大手企業運営のところを選ぶのが最も安全な策と言えるでしょう。
大企業運営であれば、その信頼感から多くの案件が集まってきますし、厳しい審査を受けても利用したいという優良企業の割合が高くなります。
さらに、運営元自体がM&Aをしていたり、仲介業務をしたりする経験も多いので、より効率的で細かな点まで配慮の行き届いたサービスを提供してくれます。
同時に、弁護士や税理士、金融機関などの専門家や資金調達元とのコネクションも強いので、総合的な支援を期待できることもメリットです。
得意な業種領域で選ぶ
M&Aマッチングサイトの多くは、幅広い業種の企業を取り扱っています。
そうすることで、異なる業種の事業部門を買収したいと思っている企業に対応できますし、選択肢を広げられるからです。
しかし、それでもサイトによって得意な業種領域が存在するものです。
たとえば、IT関連のコンサルティングをしている運営元だと、やはりWEB関連やITソリューション事業をしている企業のマッチングに強い傾向があります。
中には、飲食店専門や不動産関連専門といった特化型のサポートをしているところもあります。
自社の業種を得意としているマッチングサイトを選ぶことで、相手先の選択肢を多く持てるようになるでしょう。
何か相談する時にも、担当スタッフの専門知識が深いので納得しやすく、細部まで配慮のなされたケアを受けられるというメリットもあります。
とりわけ特化型のサービスを行っているマッチングサイトでは、単にM&Aそのものの支援をするだけでなく、幅広い支援を提供していることが多いです。
小規模な事業でも資金調達をしてくれる金融機関と提携していたり、事業承継をスムーズにするためノウハウを持っていたりします。
さらに、業界特有の事情に通じているため、売り手企業の心情に沿ったケアをしてくれます。
たとえば、伝統的な技術を持つ会社や、老舗としての歴史がある会社が譲渡したいと考えた場合、その伝統を引き継いでくれる買い手を探してくれるといった配慮をしてくれるのです。
業種と同じように、地域特性や企業規模を考慮したサービスを展開しているかどうかも、チェックしたいポイントです。
地域密着型で地元の中小企業を得意としているところであれば、他のサイトでは見つけられないような買い手を発見できる可能性が高くなります。
また、多くのM&Aマッチングサイトは法人企業のみを対象としていますが、個人事業者でも登録・利用できるサイトであれば、選択肢が広がります。
個人事業者でも高い技術とノウハウを持っている人もいますし、逆に個人事業者が会社を買い取って法人化することもありますので、対応力の高いサイトのほうが使いやすいでしょう。
M&Aマッチングサイトのメリット
M&Aは、マッチングサイトを利用しなくても実行可能ですし、一般の仲介業者の利用も可能です。
しかし、こうした専門のサービスを利用することにはさまざまなメリットがあり、リスクを減らす助けともなります。
M&Aマッチングサイトを利用するメリットを確認し、自社のこれからの将来を託すのに必要な助けを与えてくれる場となるかを判断しましょう。
低コストでM&Aを実現できる
何かしらの仲介サービスを全く利用せずにM&Aをすることはかなり難しいため、多くの企業はM&A仲介業者を利用します。
こうした一般業者に比べると、M&Aマッチングサイトは手数料が安く、コストを下げられるのがメリットです。
その理由としては、オフラインでの対面面談などを省き、拠点もオンラインのみとしているため、コストがそもそも安く済むことを挙げられます。
また、ネット上での情報発信力が高いため、登録企業が多いこともポイントです。
マッチングできる企業の絶対数が多いため、効率よくマッチングから成約につなげられるのです。
ほとんどのマッチングサイトは登録料や着手金が無料となっていて、成果報酬制度がメインとなっています。
一般仲介業者の場合は月額報酬や着手金がかかることが多く、初期費用がかかってしまうことはリスクとなり得ます。
着手金を支払ったものの、成約に至らないという可能性もあるからです。
最小限のコストとリスクで抑えたいのであれば、M&Aマッチングサイトのほうが優れています。
豊富な候補を見つけられる
M&Aマッチングサイトの強みは、案件数の多さにあります。
しっかりとした審査をしているとはいえ、やはりネット上で簡単に登録できることから、全国からたくさんの買い手・売り手企業が集まるのです。
その集客力は、オフラインでの営業しかしていない一般業者とは大きな差があります。
自社のみでM&A先を探してコンタクトを取るというケースとの違いは言うまでもないでしょう。
売り手にしろ買い手にしろ、選択肢が多いことは、それだけ質の高いM&Aを厳選できることを意味します。
より高い金額で自社を譲渡できますし、より業績や将来の高い企業を買収できるチャンスが生まれるのです。
M&Aは企業の将来を大きく左右する大事な決定ですので、決定を下すに当たって、判断の助けとなる材料はできるだけ多く持っていたほうがよいに決まっています。
豊富な選択肢を持ち、よりよい決定をするのに役立つのが、M&Aマッチングサイトとなるわけです。
専門的なサポートを受けられる
中小規模の企業であれば、M&Aの経験はかなり少ない、もしくは全くないはずです。
そうなると、そもそもM&Aを成立させるためには何をしたらよいのか、相手先との交渉では何を話し合ったらよいのかがわからないものです。
また、トラブルなしに成立させるための法的にクリアすべきポイント、作成すべき書類や必要な手続きがあやふやな部分もあるでしょう。
その点、M&Aマッチングサイトでは、単に相手先企業を紹介するだけでなく、丁寧に必要なサポートをしてくれるはずです。自社の案件登録をする前から、M&Aのプロに相談して、具体的な流れや企業評価額の目安を確認できます。
交渉が始まれば、情報漏えいを防ぎつつ、話し合いを進めるための助けを得て、踏むべき手続きを順次サポートしてもらえます。
成約となり、最終的に事業編成が完了するまで、親身になって支援をしてくれますので、経験がなくても安心して進められるのです。
M&Aマッチングサイトのデメリット・注意点
メリットの大きなM&Aマッチングサイトですが、デメリットもしくは注意点とも言える部分もあります。
これらのことにも意識しながら、トラブルに発展しないように検討して利用することが大事です。
情報漏えいのリスクがある
サービス登録に当たっては、自社の情報を提供する必要があります。
また、交渉を進めるに当たっては、事業内容や決算内容などについての資料を提示しなければなりません。
こうした機密に相当するような情報が、サイトもしくは相手企業から流出するリスクがあります。
もしくは、M&Aを進めているという事実が従業員や取引先に知られてしまうこともあり得ます。
そうなると、経営に支障が出てきますので、どうしても避けたい点です。
そのため、多くのマッチングサイトでは、少なくとも相手先に渡す資料は匿名にしておき、秘密保持契約を結んだ上で交渉に入るなどの取り組みをしています。
サイト選びの際には、このような安全策を講じているかどうかをチェックしてから利用しましょう。
また、万が一のために、保険サービスを活用することも一つの手です。
M&A仲介会社の介入が遅いこともある
M&Aマッチングサイトでは、まず売り手と買い手のマッチングを行い、双方の合意の上で交渉に入るとなった時点で、M&A仲介会社が介入することが多いです。
もちろん、これは効率のよい方法で、低コストで手続きができる方法です。
しかし、相手先の選定にプロの仲介会社が絡まないと、本当に安全かつ事業継続に最適な選択肢だったのか、判断しづらいところもあります。相手先企業の選定は自社の責任で行うことになるからです。
交渉を進めて初めて相手の弱点がわかったり、条件を大幅に妥協しないといけない部分があったりすることに気付くリスクがあります。
また、仲介会社としても、そのまま成約となった方が手数料が入るため、多少の問題については触れずに進めていくこともあり得るのです。
それだけに、慎重に相手先企業の選定を行う必要があると言えるでしょう。
対面での支援を受けられないことも
M&Aマッチングサイトのサービスは、基本的にオンラインでのケアとなります。
面談もビデオ会議システムや電話のみとなりますし、相手先企業との交渉もオンラインとなるケースが多いです。
しかし、理解度を深めるための相談は対面のほうが安心と感じる方は多いですし、相手先企業の社風や職場環境などを確認するためには、オフィスに行って話し合うほうがよいと考える方も多くいます。
資料やオンライン上のやり取りで得られる情報のみで判断をしないといけないので、確実性に欠けるところも出てくるかもしれません。
不安があるようなら、オフラインでのやり取りにも対応しているサイトを選ぶ、交渉は対面でしたいという要望を出す、という選択もあるでしょう。
M&Aマッチングサイトのよくある質問
M&Aマッチングの利用に当たって、よく寄せられる質問をピックアップしていきます。疑問を解消してから、安心感を持って登録・利用を始めたいものです。
M&Aマッチングサイトは事業承継案件もありますか?
サイトによっては、中小企業、家族経営の事業承継案件も取り扱っています。
事業承継は、株式の譲渡やその他の取締役との兼ね合い、税金面での対策など、考えるべきことがたくさんあります。
事業承継案件を取り扱っているサイトでは、事業承継に伴う課題を解決できるよう、専門の担当者が丁寧にサポートしてくれるケースが多いです。
とはいえ、事業承継案件はどのサイトでも扱っているというわけではなく、一般M&Aのみと限定しているところもあります。事前にしっかりと確認しておきましょう。
また、事業承継の場合は特定の業種同士での事業譲渡が多くなりますので、該当する業種に強いマッチングサイトを選んだほうが効率的です。
個人や中小企業が利用できるスモールM&A案件はありますか?
個人事業者や中小企業を対象とした、スモールM&A案件を扱っているマッチングサイトもあります。
営業規模は小さくても、技術力やコネクション、知財権などの面で、価値が高い事業者は数多く存在するからです。
また、経営者の高齢化によって事業引き継ぎに悩んでいる企業が多く、ニーズに応えるため、中小企業や個人事業者を支えたいというマッチングサイトも増えています。
特に、飲食店などは個人経営も多いので、業界特化型のサービスを提供しているサイトも見られます。