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会社組織における最も重要な役職は「社長」ではなく【経理部長】

会社組織における最も重要な役職は経理部長

会社経営をして行く上で最も重要な役職はもちろん「代表取締役」である社長なんですが、意外と「経理部長」が重要だったりもします。 それには大きな理由があり、それなりの規模の会社になると経理部長はヘッドハンティングするのが当たり前なんです。

例えば、銀行の支店長クラスを引き抜きしたり、銀行の役員クラスを引き抜きしたりと、どのポジションにいる方を引き抜くかは社長の判断になるのですが、こういった銀行員として働いたことのある人間を経理部長として雇用することで、さらに会社組織の資金繰りが良くなるとされています。

そこで本記事では、会社組織にとって「経理部長」の重要性について詳しく掲載していますので是非ご覧ください。

「経理部長」の役割

既に起業して会社経営をしている方はご存知かと思いますが、会社組織における経理部長の役割をご存知ですか?

基本的に経理部長の業務は、会社組織における「経理部」のトップであり会社の資金の中枢でもあります。 中には、経理部という部署を総務や事務と併用している組織もありますが、今回私が言う経理部は会社組織にとって最も最上級の部署のことを指します。 またの名を「財務部長」と言うべき役職であり、アメリカ企業でいう「CFO(Chief Financial Officer)」を意味する上での経理部長について掲載していきますので予めご理解ください。

おそらくですが、財務部長という言葉はあまり聞きなれていないと思いますし、経理部長と言った方が分かりやすいと思いますので、そういった意味でご説明していきますね。 早速ですが、会社組織における経理部というのは非常に重要でクライアントから得た入金管理をしたり、取引先(外注先)に支払い処理をしたりと、会社全体の資金を管理する部署です。 違った意味で言えば、働いている従業員よりも会社が儲かっている状況や今にも倒産しそうな状況をいち早く把握できる部署でもあります。

ですので、資金が足りなくなる前に経理部長は代表取締役と融資の段取りをしたり、経営に関しての改善点を考えたりする立場と言えます。 世間から見れば、経理部で働く人間は会社の営業とは一切関係ないように感じるかもしれませんが、実はその逆なんですよね… 『いま資金が必要だから融資を受ける』 『ここの部署の売上と経費は割に合っていないから改善する』 など人の感情ではなく、あくまで現実的な資金を第一に考えた上で物事を考えられるのが経理部長の役割だと私は思います。

ですので、経理に関しての素人が着任するよりも、資金に関してのプロである人間をヘッドハンティングして経理部長として雇用することで、さらに会社の経理事情が良い流れになるといった考え方になります。

「経理部長」をヘッドハンティングする理由

では、上記のことを踏まえた上で、「経理部長」または「財務部長」をヘッドハンティングする理由について解説していきます。 上記でも触れましたが、やはり経理部長に着任するに適した人間は、お金に関してのプロを雇用するのが一番です。

  • 銀行の支店長
  • 銀行の重役
  • 証券会社の重役
  • 財務省や金融庁の重役
  • 公認会計士・税理士の国家資格を取得した者

融資や税金、財政まで把握できる人間をヘッドハンティングすることで、間違いなく会社の経理事情や資金繰りが良くなります。 でもそうですよね?こういった方達にも横のつながりがありますし、融資を受ける為の決算書の作り方(法に触れる脱税や粉飾という意味ではない)や、その他強いコネがあります。

実際に私の知人で年商100億円を超える会社を経営している社長は、財務に関する役職の人間は、全て上記のように経験のある人間のみを雇用していると言っていたほどですので間違いないと思います。

私が何が言いたいかと言いますと、経営している会社を大きくしたいなら、または財務状況を良くしたいなら、素人の社長がどうこう言うよりも、専門の人間に客観的に判断してもらった方が間違いはないということです。 確かに社長自身が経理に関する勉強もした方が良いとは思いますが、だったら社長は資金に関するプロとの繋がりを持つための営業をした方がよっぽど良いと思います。

あくまで目安ですが、年商10億円を超える前には優秀な経理部長をヘッドハンティングしたいところですね。 おそらく給料は弾まなくてはいけませんが、それ相応の役割を果たしてくれるはずです。

まとめ

まとめになりますが、会社組織における最も重要な役職は確かに社長ですが、経理部長も同じく重要な役職です。 基本的に会社は資金がある以上は倒産することはありませんので、売上を上げることを第一に、そして経理関連の見直しも第一に考えていけば自ずと会社経営はうまくいくはずです。

会社組織が大きくなり過ぎる前に、一度社内の環境を見直してみましょう。

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