さて、緊急事態宣言の延長に合わせて、社会福祉協議会の「総合支援資金」が再延長できるようになるそうです。 今までは、1回のみ延長できたので最大120万円の借入が限度でしたが、2回目の延長をすることで最大180万円の借入をすることができるようになります。
総合支援資金の再延長が始まったが「対応が遅い」という声が続出!問題はどこ?
総合支援資金の再延長が可能に
2021年3月7日まで緊急事態宣言が延長されることにより、収入が減少した個人への無利子貸付が追加されるそうです。
- 初回(3ヶ月分最大60万円)
- 1回目の延長(3ヶ月分最大60万円)
【最大120万円】
- 初回(3ヶ月分最大60万円)
- 1回目の延長(3ヶ月分最大60万円)
- 2回目の延長(3ヶ月分最大60万円)
【最大180万円】
社会福祉協議会が窓口のこれら借入制度は、返済時に所得の減少が続き、かつ住民税が非課税の場合は返済が免除されるという特例もありますので、新型コロナの影響で収入が減少した方は是非ご相談してくださいね!
別記事の「【新型コロナ】緊急小口資金と総合支援資金を受けた個人事業主の借入体験談」にて、実際に借入をされた方の入金体験談をご紹介していますので、併せてご覧ください。
総合支援資金、緊急小口資金の償還免除(返済しなくてもOK)について解説
追記※2021年2月15日
厚労省のホームページにて、総合支援資金の再延長における受付開始時期が記載されていましたので共有させて頂きます。
事業融資なら日本政策金融公庫にご相談を
TwitterなどのSNSを見ていると、政府の対応に対して不満を持つ方が急増しているように感じますが、私自身もとても不満を感じています…。 緊急事態宣言が発令されているにも関わらず、銀座のホステスと同伴する国会議員を見て皆さんはどのような感情でしょうか? 私は怒りを超え、呆れ返っています…(笑)
また、こんなご時世であるにも関わらず、歳費の他に300万円の賞与まで支給される始末です…。 そのくせ国民に対しては微々たる補償しかしないという国の対応に、つくづく日本はダメな国だなと思いますね。 2021年2月2日時点では、特別定額給付金(国民一人につき10万円)、持続化給付金(法人最大200万円、個人最大100万円)、家賃支援給付金(家賃の3分の2×6ヶ月分)の再支給は公表されていませんので、何かしらの方法で難を凌ぐしかありません。
上述したように、社会福祉協議会の緊急小口資金や総合支援資金を活用し、さらに事業用で必要な方は、日本政策金融公庫での借入も検討してみてはいかがでしょうか? 債務整理の有無や、携帯電話、クレジットカード等の支払い遅延がある方は難しいですが、そういったブラックがない方であれば比較的審査は通りやすいと思いますので、是非この機会に相談してみましょう。
こちらに関しては、別記事の「日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」入金体験談【個人事業主】」にて詳しく解説していますので、併せてご覧頂ければと思います。
まとめ
まとめになりますが、今回社会福祉協議会の総合支援資金が再延長できるようになることで、収入が減少した個人の方にとっては非常に助かりますよね。 朝日新聞デジタルによると、1月23日までで約54万件以上(約4150億円)の貸付が決まっているそうです。 参考 政府の無利子貸し付け60万円上乗せ 最大200万円に朝日新聞デジタル
通常2週間で入金されるのが、現在は混み合っているせいか1ヶ月以上かかるそうです。 もし該当される方は、1日でも早くご相談するようにしてくださいね!
また、再延長の申し込み開始時期についての情報は出ておりませんが、気になる方は一度最寄りの社会福祉協議会に問い合わせてみてください。