プログラマーの年収が低いって聞いたんだが本当なのか?
せっかく転職しようと準備してたのに最悪だせ。
こらこら落ち着きなさい、ゆうきくん。
プログラマーだからって年収が低い訳ではないわ!
プログラマーは能力によって大きな差が出る職種なの。
さとみ先生、それは本当なのか???ならどの職種が一番年収が高いんだ?
はぁー。ゆうきくんはいつもお金なのね!
仕方ないわね、今日はプログラマーに関する年収について教えてあげるわ!
一般的なイメージでは、プログラマーになればたくさんの給料が貰えてクリエイティブな事ができると思われているかも知れません。
しかし、時々聞こえるプログラマーの年収は低いという声はなんなのでしょうか?
そこで今回は、実際にプログラマーになるとどれくらいの年収がもらえるのか・どのプログラミング言語が一番高く年収が貰えるのかなどについて紹介していきます。
それでは参ります。
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プログラマーとは?
そもそもプログラマーとはいったいどういう職種なのでしょうか?
システムエンジニア(SE)との違いや、業務内容についてなど意外に知られていません。
そこで先に、SEとの違いや業務内容について説明しておきます。
プログラマーの業務内容とSEとの違い
プログラマーとは、設計された仕様書に沿ってプログラミングを行う仕事のことです。
では、SEとの違いはなんなのでしょうか。
それは、SEは基本的にプログラミングを行わずに仕様書の設計を行うという役割なのです。
家を建てるイメージだとわかりやすいかと思います。
建築士の人が、家の設計を行い大工さんがそれに基づいて家を建てる。
この流れに似ています。
どちらが年収が高いかは想像つくかもしれませんが、プログラマーとSEではSEの方が年収が高くなっています。
プログラマーの年収
それでは本題であるプログラマーの年収についてみていきましょう。
プログラマーの平均年収は、400万円〜460万円程度と言われています。
国税庁が発表している民間給与実態統計調査結果では令和元年度の調査で平均年収が436万円となっていました。
ほぼ平均年収程度だということがわかります。
つまりプログラマーの年収は平均と比べて、高くも低くもないということです。
SEの年収
システムの設計者であるSEについての年収も見ておきましょう。
求人ボックスが出している年収の結果が497万円で、厚生労働省が発表している賃金基本統計調査ではおよそ550万円程度となっています。
実際には、大企業と中小企業の下請けとではかなり大きな差があり平均値を見てもあまり参考にならないかもしれませんが、500~550万円程度が平均年収となっています。
プログラミング言語別の年収
それでは次にプログラミング言語別の年収を見てみましょう。
この情報はフロッグ(HRog)のリストデータを基に引用しております。
プログラミング別年収ランキング
1位 R言語 | 4,747,434円 |
---|---|
2位 Go言語 | 4,634,384円 |
3位 TypeScript | 4,605,892円 |
4位 Scala | 4,598,970円 |
5位 Kotlin | 4,521,563円 |
6位 Python | 4,353,952円 |
7位 Swift | 4,250,388円 |
8位 JavaScript | 4,112,702円 |
9位 Ruby | 4,106,936円 |
10位 Objective-C | 3,959,733円 |
11位 Perl | 3,947,510円 |
12位 Java | 3,926,378円 |
13位 C++ | 3,903,524円 |
14位 C 言語 | 3,883,130円 |
15位 C# | 3,852,983円 |
16位 PHP | 3,844,071円 |
17位 COBOL | 3,787,170円 |
18位 アセンブラ | 3,742,596円 |
19位 VisualBasic | 3,698,642円 |
20位 ActionScript | 3,556,318円 |
※ HRog(リストデータを基に引用)
R言語や、Go言語など比較的新しい言語が上位に入っていることがわかります。
R言語はデータ解析などで使われることが多く、かなり需要が高まっています。
つまり需要が高いプログラミング言語を選ぶと自然と年収が上がるのです。
プログラマーとして年収を上げるには
プログラマーとして年収を上げるには、使用する言語を変える・転職活動をする・フリーランサーになる・スキルアップして給料の交渉をするの4つの方法があります。
使用する言語を変える
先ほど紹介したランキングを見てもわかりますが、世の中では求められているものというものがあります。
エンジニアは慢性的に不足していますが、特に不足しているのがデータ解析関連のエンジニアです。
アルゴリズムを考えるような上位のエンジニアから、ライブラリを利用して実装するエンジニアまで様々レベルで不足しています。
そのため、今行っている言語と別に新しい言語を覚え、転職するというもの一つの手です。
あまり経験がなくとも、積極的に採用している会社は多くあります。
現状の仕事をしつつ、言語を習得しポートフォリオ(制作物)を作り転職活動を行ってみてはどうでしょうか?
転職活動をする
次に紹介するのは、先ほどとは違い単に転職活動をするということです。
不思議なことに今の日本の社会では、転職をすればするほど人材価値が上がるという謎の現象が起きています。
もちろん数ヶ月や1年程度でどんどん仕事を変えていれば経歴としてよく思われませんが、数年単位・プロジェクト単位で転職をしていくことには年収が上がっていくということがおきます。
もちろん、転職先で一定の実績を出すことは絶対条件ですが今の給料の自分に見合ってないなと感じた場合は積極的に転職していきましょう。
フリーランサーになる
この方法は人によりますが、自由に働きたいと思う方はフリーランサーになるのも一つの手です。
しかし、この方法はうまくいけば年収が大幅にアップしますが逆に年収が大幅に下がってしまうこともあります。
案件自体はクラウドワークスなどを通じて豊富にあるのですが、自分の価値をしっかりとアピールし、クライアントと良好な関係を築くというスキルが欠かせません。
エンジニアとして開発だけしたいという人には向いていませんので注意してください。
スキルアップをして給料の交渉をする
最後の方法は、スキルアップをして給料の交渉をするということです。
今の給料に納得していないのであれば、スキルアップをせずとも一度相談してみるのもいいでしょう。
しかし、自分でもそのくらいが妥当だと感じるのであればスキルアップする他ありません。
最新の情報や、新しい技術など普段から学ぶことで今の現場に活かせるものが見つかるかもしれません。
まとめ
今回は、プログラマーの年収についてご紹介しました。
プログラマーの年収と言っても、たくさんもらえる人もいれば、そこまでもらえない人もいます。
重要なのは、どういう人材が求められていて、どういうスキルも持っているかです。
まだプログラマーになっていない人は、その点を読み間違えると後々に大きな損失になります。
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結局何を学べばいいのかわからないという人は、実際にプログラミングスクールの説明会を受け質問してみてください。
そうすれば何をすればいいのかがわかるはずです。
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