成功する社長と失敗する社長の5つの違い!実は周りが一番分かっていた!

成功する社長と失敗する社長の違い

さて、独立して起業すると会社経営が始まりますので、その瞬間からアナタは「社長」となります。 世の中には数えきれないほどの企業と、その企業を経営する社長たちがたくさん存在しますが、その社長たちの中には「成功する社長」「失敗する社長」の2通りが存在します。 「社長」と呼ばれる人間の中には、誰もが認める優秀な社長(成功する社長)もいれば、どうしようもない七光りのダメ社長(失敗する社長)がいますが、これから起業を考えている方はどちらの社長になりたいですか? どう考えても、「誰もが認める成功する社長」になりたいと考えていると思いますが、起業して会社経営を成功させることは生半可なことではありません。

あくまで私の持論ですが、起業して失敗しない為には「失敗した人間がしていた行動を絶対に真似しない」という事だと思いますので、成功する社長の真似をするよりも、失敗する社長の真似をしないという考え方のほうが正論だと思います。

そこで本記事では、「成功する社長と失敗する社長の5つの違い」について解説していますので是非ご覧ください。

「成功する社長」と「失敗する社長」の5つの違い!

私から見た「成功する社長」と「失敗する社長の違い」は、以下5つになります。

以下、それぞれ解説していきます。

成功する社長は、義理堅く真面目な社長が多い

まず最初に考えられる成功する社長と失敗する社長の違いとして、「成功する社長は、義理堅く真面目な社長が多い」ということについてです。

これは当たり前かのように感じますが、実はものすごく重要なことです。 女癖や酒癖が悪い人間だったり何かとお金に汚い人間は、やはりいつかバチが当たります。 例えば、お祝い金などの収入をもらうだけもらい自分は出さない、あるいはもらった金額よりも少ない金額を出す人間は典型的な「ダメ社長」です。出す金額の方が多い分には良いですが、最低でもプラスマイナス0が一般的です。

仕事もプライベートも真面目な社長は、「成功する社長の象徴」と言っても過言ではありません。

ポイント
 【成功する社長】→義理堅く真面目 ※自分がしてもらったことは、同等あるいはそれ以上で返す
【失敗する社長】→不義理で不真面目 ※女癖が悪い、酒癖が悪いなど

社長の出社時間

次に、成功する社長と失敗する社長の違いとして、「社長の出社時間」に大きな違いがあることです。

優秀な成功する社長は自分から率先して業務を行っておりますし、何より会社に出社する時間が早い傾向にあると思います。 しかし、2日酔いで寝坊しお酒の臭いを発したまま会社に出社しているような社長は、こちらも典型的な「ダメ社長」の象徴です。

私が見てきた社長たちの中で優秀な社長は必ず朝礼に出席していましたし、私自身業績の良い時と悪い時では仕事をしている時間の長さに違いがあったと今だからこそ思います。

ポイント
 【成功する社長】→朝一から会社に出社する ※他の従業員と同じ時間、またはそれよりも早く出社する
【失敗する社長】→朝一から会社に出社しない ※社長出勤、午後から出社するなど

社長の企画力

次に、成功する社長と失敗する社長の違いとして、「社長の企画力」に大きな違いがあることです。

新商品の提案や、業績を伸ばす戦略などの発起人が社長であるということが、会社の業績アップに直結することは間違いありません。 悪く言うと、部下が出した案ばかりを取り扱っていたり、業績が上がらない原因を部下のせいにする社長は、典型的な「ダメ社長」だと思います。

社長自ら率先して企画をしている会社は、比較的業績の良い企業です。 よくいますよね?部下が出した企画を、文句は言うが改善案を出せない上司が… 部下は上司あるいは社長の口から出る「最も正論な企画」を聞きたいですし、決して否定されることを望んではいません。

『部下を育てる為には、社長が口を出してはダメだ』という考え方は決して間違った考え方ではないと思いますが、それを言っていられる会社は大企業であって、中小企業は常に社長を中心に企画会議を進めていかなくてはならないと私は個人的に思います。

ポイント
 【成功する社長】→企画力に長けている ※他の従業員を魅了する企画力がある
【失敗する社長】→企画力がない ※従業員の見本となる企画力がなく、なぜか上目線で物事を考える

社長が付き合い上手で顔が広い

次に、成功する社長と失敗する社長の違いとして、「社長が付き合い上手で顔が広い」というところに大きな違いがあります。

これは、社長最大の武器です。 社長自身の顔が広ければ、部下も仕事が取りやすいですし「会社名=社長名」という考えが普通ですので、社長の顔で新規顧客が増えている企業は勝ち組企業と言えます。

逆に、社長がオブジェ化している企業はいずれ衰退すると思います。 よくあるケースで言えば、2代目、3代目と生まれた時から社長が決まっている人間にありがちな傾向です。 後を継いだはいいが『ダメ息子に出す仕事はない』なんてこともあり得る話です。

顔を広くする為には、それなりの付き合いが必要になってきますので、それを『面倒だ』と考える社長は典型的な「ダメ社長」です。

ポイント
 【成功する社長】→付き合い上手で顔が広い ※たくさんの権力者との付き合いがある
【失敗する社長】→経営者仲間が少ない ※そもそも自分のことしか考えていないので経営者仲間がいない
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社長が見栄を張らない

次に、成功する社長と失敗する社長の違いとして、「社長が見栄を張らない」というところに大きな違いがあります。

「見栄を張らない=忍耐力がある」と考えて頂いて良いと思いますが、人間誰しも見栄を張るのが普通です。 例えば、高級外車に乗る、高級時計を身に付ける、味も分からないくせに高い食事をするなど様々ですが、今まで頑張ってきた人間ですから多少の見栄や贅沢は全然ありだと思います。

しかし、我を失って金銭感覚が麻痺している社長は典型的な「ダメ社長」です。 考え方によっては「見栄を張る=浪費する」という事になりますから、やはり浪費しないことが一番です。 よくいますよね?『あんなコジキみたいなのが社長?』って人が…。 逆に、知ったかぶりばかりしている新しいもの好きの社長っていますよね? そういう人間は、恥すら忘れてしまっています…。

私個人的には『もう少し贅沢したら?』と言われるくらいの方が丁度いいのでは?と思います。 見栄を張る行為や贅沢をする時期は人によって異なりますが、会社経営が調子の良い時は良いかもしれませんが、悪くなると従業員たちからは良く思われません。 出来る限り贅沢が他人に分からないようにする経営者が、「良い社長」であり「成功する社長の象徴」だと思います。

ポイント
 【成功する社長】→見栄を張らない ※自分の立場や状況を理解している
【失敗する社長】→見栄を張る ※良さを理解できないから我慢することができない

まとめ

まとめになりますが、これらはあくまで私個人的な意見であり経験論でもあります。 世間で言うところの、中小企業の経営者たちに当てはまる内容であり、大手企業の経営者に当てはまる内容ではありませんので予めご理解ください。

今回の記事は少々きつい言い方になってしまった部分もありますが、結局のところは上記で掲載したように、成功する社長は自分のことを一番理解しており、義理堅く我慢強い傾向にあると思います。 そして、お金を手にした時に人間は変わってしまいがちですが、起業後どのような地位になったとしても初心を忘れないことが成功の秘訣です。

インターネットを見ていると「成功者の声」なんてありますが、正直な話、個人個人で遭遇する会社経営の壁は異なりますので実際のところはあてになりません。 堅実に真面目な会社経営を送ることで成功への階段を上がることができると思いますので、しっかりと地道に努力していきましょう。

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