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会社生存率とは?中小企業が倒産する理由の大半は「資金ショート」が原因?

会社生存率とは?

独立して起業する前に知って得する情報は数えきれないほどありますが、皆さんは「会社生存率」をご存知ですか? 会社生存率とは、簡単に言えば会社組織を立ち上げてから倒産するまでの期間を示す数字のことですが、問題は企業が倒産する原因にあると思います。

そこで本記事では、中小企業が倒産する原因について詳しく解説していますので是非ご覧ください。

会社生存率とは?

「会社生存率」とは、会社組織を立ち上げてから倒産するまでの期間を示す数字のことです。

基本的に法人組織は、法務局へ「会社設立届け」を提出して、そこで受理されて初めて「会社組織」としてみなされます。 また、個人事業主は税務署に「開業届け」を提出することにより、「事業運営者」としてみなされます。 いずれも法人であろうと個人事業主であろうと、倒産することになれば破産申請をすることになりますので、会社生存率としてのデータを算出することが出来ますが、最も明確なデータはおそらく公表されていません。 中には、コンサル会社等が独自の見解を示した数字を提示している場合もありますが、100%正しいとは限りません。

注意
2017年11月に記事の内容に正確性が欠けることから修正しています。
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会社生存率のデータ通りに倒産した中小企業の倒産理由は?

では、世の中で言う「会社生存率」のデータ通りに倒産した、中小企業の倒産理由は一体どのようなものがあるのでしょうか?

基本的に会社経営のノウハウであったり、成功の秘訣などの情報は実際には世に出ていません。 というより、個人個人によって会社経営の状況は全く違うので『これをやったら絶対に成功する』という確証たる情報はありません。 仮に、本当に成功する秘訣などがあったら、倒産する会社は存在しないはずです。 あくまで私個人的な意見になりますが、「成功の秘訣」ではなく「失敗を知る=成功に繋がる」と強く感じています。

では倒産することになってしまった経営者は、どのような失敗とどのような壁にぶち当たってしまったのでしょうか? 次項では、会社経営に失敗するであろう代表的な2つの倒産理由について掲載していきます。

大半の企業の倒産理由は資金ショートだった!

まずは、資金が底を尽きたという事態ですが、会社組織は柱となる資金がなくなると100%倒産します。

  • 従業員に給料が払えない
  • 下請け業社に仕入れの支払いができない
  • 金融機関の借入の返済ができない
  • 税金を納めることができない

など、とにかく資金がショートすると全てが終わります。 倒産した企業の100%中90%以上が、資金ショートが原因と言っても過言ではありません。

金融機関からの融資や、顧客からの入金が潤っているうちは企業が潰れることはありませんが、資金の流れが悪くなった途端に企業は倒産へと進んでいってしまうのです。

倒産する企業は流行りに乗れなかった!

次に、流行りに乗れなかったという理由ですが、会社経営をするにあたり必ず販売する商品が存在します。 例えば、

  • 建築会社であれば建物を建てる
  • 印刷会社であれば印刷をする
  • 美容室であれば髪を切る

など販売商品は業種によって様々です。 そして、世の中には絶対的なブームがありますが、そのブームに乗れなかった企業は経営が衰退し継続不可能という事態に陥ります。 携帯電話の販売を例に挙げると分かりやすいですが、今までは俗に言う「ガラケー」がメインでした。

近年では「スマホ」が主流ですが、製造会社がそのスマホを生産する力量がなければ時代に乗って行くことはできません。 すなわち、いずれ同業他社にユーザーを持って行かれ、倒産することになってしまいます。 各業種には必ずそれぞれのブームが存在するので、新しいことを生み出しながらブームに乗らないと経営破綻という壁にぶち当たることになります。

新しいものを生み出すことも非常に重要なことではありますが、時には同業者の真似をする(パクる)ことも生き延びる為にはとても大事なことなのです。

まとめ

まとめになりますが、私は実際に起業してから7年の年月で倒産を迎えることになった元経営者です。 会社経営というのは、最初のうちはぶちあたる壁も少ないので順調な経営が続きますが、いずれ向こう側の見えない壁にぶちあたる時が絶対にやってきます。

もちろん個人により様々ですので、大きい壁か小さい壁かは分かりませんが…。 経営者時代の私は予想だにしない壁にぶつかり乗り越えることができなかった経営者の一人ですが、アナタは起業前からどんな壁でも乗り越える自信はありますか? おそらく答えは『YES!どんな壁でも乗り越えてみせる!』とまぁこんな感じでしょうか?

失敗したくせにと思うかもしれませんが、失敗した人間の言うことは間違いありません! 起業してから失敗せずに成功させたいという気持ちが本物なのであれば、今からでも間に合います。 しっかりと会社経営のぶちあたるであろう壁をリストアップして頭に叩き込んでください。 失敗というのは、知らないことが突如現れるから怖いだけであって、想定内の出来事はいくらでも事前に対処することが可能なんです。

しつこいようですが、もう一度言います! 会社経営での想定内の出来事は、いくらでも対処することができるのです。

当サイトでも様々な失敗談を掲載していますが、インターネットで検索すればもっとたくさんの失敗談を耳に入れることができます。 「成功の秘訣」ではなく人が過去に失敗した情報を頭に入れることで、成功率はグンっと上がりますので時間を割いてでも知る必要があります。

少々マイナスな発言と怖い内容を書いてしまいましたが、会社経営は本当に楽なことではありません。 何よりも、失敗して倒産したときが大変です。 自宅の物置で首を吊って自殺するという事は、経営者にはいつでも起こりうる行動です。

それぐらい倒産するという事は厳しくて辛い日々が待っているので、この記事を見て頂いたアナタにはその経験をして欲しくありません。 0.1%でも数字がある以上は成功するということです。

戦後100年経っているわけではありませんから、まだこの先どうなるかは分かりません。 しかし、新しいものを生み出し、世に出し続けていけば必ず成功への道は切り拓けます! この世の中にないものを生み出し続けてきたのは紛れもなく『人間』です。 しっかりと計画的に間違いのない力量を発揮出来れば、成功する確率がグンっと上がると思います。

起業すると決めた時から勝負は始まっていますので、諦めずに頑張っていきましょうね♪

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