ステータスを高めたり充実したサービスを得たりするために、JCBゴールド法人カードを作成する法人や個人事業主は増えました。
メリットや審査内容、デメリットについてもまとめているので一度チェックしておきましょう。
カードのポイント
JCBゴールド法人カードは、法人や個人事業主向けのクレジットカードです。
リニューアルによって2016年からJCB ORIGINAL SERIESのラインナップの一つとなり、ポイント付与の特典が強化されました。
JCBゴールド法人カードの入会金や年会費など、カードを作るに当たってのポイントを見ていきましょう。
カード名 | JCBゴールド法人カード |
---|---|
申込対象者 | 個人事業主や法人 |
入会金 | 10,000円(オンラインは無料) |
年会費 | 10,000円 |
限度額 | 250万円 |
支払いサイクル | 翌月10日 |
旅行損害保険 | 海外旅行傷害保険は最大で最高1億円、国内旅行傷害保険は最高5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間最高100万円 |
住所 | 東京都港区南青山5-1-22 青山ライズスクエア |
金融機関名 | JCB |
個人事業主でも作れる?
JCBゴールド法人カードは法人の経営者だけではなく、個人事業主やフリーランスも同じように作ることができます。
「経営者・個人事業主向けのスタンダードな法人カードです」とJCBの公式ホームページでは記載されていました。
どのような流れでJCBゴールド法人カードを申し込むことができるのか見ていきましょう。
- インターネット上で必要事項を入力して入会の申し込みを行う
- 金融機関のサイトでお支払い口座を設定する
- 審査が行われ、問題がなければ申し込みは完了
- 登録したメールアドレスへと受付完了メールが届く
- 申し込みから1週間程度でカードが自宅へと発送される
現在では新規入会で2,000円分、お友達を紹介すれば最大で5,000円分のJCBギフトカードがプレゼントされるのでお得です。
特典
以下ではJCBゴールド法人カードを持つに当たり、どんな特典があるのかまとめてみました。
- 毎月のカード利用合計金額に応じて、1,000円で1ポイントのOki Dokiポイントが貯まる
- ネットショッピングではOki Dokiランドの利用でポイントの付与が最大で20倍となる
- 有料道路の料金所をスムーズにするETCスルーカードNを年会費無料で発行できる
- 国内の主要空港に設置されている空港ラウンジを無料で利用できる
- 急な出張にも対応できるインターネットでの航空券予約サービスを利用できる
- タスカリマックスが販売しているオフィス用品を優待価格で購入したり、JCBタクシーチケットを発行したりできる
- 福利厚生プログラム(アウトソーシング)のRELO CLUBを無料で利用可能
- 国内海外ともに充実の海外旅行傷害保険が付帯される(利用付帯)
- 提携医療機関の人間ドックや健康チェックサービスを受けられる
- ポイント優待のJCB ORIGINAL SERIESパートナーは対象のお店の利用でポイントが最大で10倍となる
法人や個人事業主向けのクレジットカードだけあり、ビジネス向けのサービスが豊富なのが魅力的です。
旅行時にラウンジは使える?
JCBゴールド法人カードを持っているだけで、旅行時に空港ラウンジサービスが利用できます。
- ザ・クラス
- プラチナ
- ゴールド
- ビジネスカード
これらのカードを持つお客様限定のサービスとなっており、空港で出発前のひと時を有意義な時間にできるのです。
国内の利用可能ラウンジ数は42箇所で、雑誌の閲覧や無料ドリンクサービス、インターネット無線LAN(Wi-Fi)の無料提供など魅力的な点はたくさんあります。
- コピーやFAXなどビジネスで役立つ設備がある
- ソファにはノートパソコンを広げられるスペースがある
- 約500円~1,000円のシャワールームやマッサージチェアが設置されている
- 女性専用のレディースラウンジやこどもラウンジを設置している空港もあり
旅行時の空港ラウンジサービスにはこのようなメリットがあり、JCBゴールド法人カードを持っているだけで良いので魅力的だと言えるでしょう。
審査は通りやすい?
JCBゴールド法人カードを作りに当たり、審査に通りやすいのかどうか疑問を抱えている方は少なくありません。
一般的に以下の順番で審査難易度や取得難易度が高くなっていきます。
- 一般法人カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
JCBゴールド法人カードはその名の通りJCBのゴールドカードなので、一般の法人カードと比べれば審査基準が厳しいのです。
それでも、個人事業主やフリーランスでも取得できたという話は聞きますし、信用を獲得できる条件を満たしていれば問題はありません。
- カード発行の申込用紙に携帯電話番号ではなく固定電話を記載している
- 数年間程度に渡って黒字を達成できている
- 自己破産や債務整理などの金融事故が特にない
- JCBオリジナルシリーズを持っていれば過去の利用実績を元に審査を進められる
これらの点を意識していれば審査の通過率は上がりますし、他のカード会社と比較して利用実績を重視する傾向があると頭に入れておきましょう。
評判・口コミ
以下では、JCBゴールド法人カードがどのような口コミの評判を得ているのかまとめてみました。
- 出張の時に空港ラウンジサービスが非常に役立っています
- ゴールドカードはやっぱり審査が厳しいですね
- 申し込んでからカードが届くまでは3週間くらいでした
- 海外へ行く機会の多い方は他のブランドの方が良いかもしれません
- ショッピング枠は100万円ですが流石に上限を使うことはないですね
- 日本メインであればJCBゴールド法人カードは役立ちます
メリット・デメリット
JCBゴールド法人カードを作る前に、どんなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット
- 国内主要空港に加えてハワイ・ホノルル空港のラウンジをいつでも無料で使える
- 利用者の暮らしを快適にする健康サービスを利用できる
- 国内と海外の両方のパッケージツアーが充実している
- 追加のカードの発行は簡単で3,000円と比較的リーズナブル
- 海外では最高で1億円、国内では最高で5,000万円の旅行傷害保険が付帯される
デメリット
- ゴールドカードは特に審査が厳しくて新設法人では難しい場合がある
- ポイントの還元率が0.5%と他のブランドと比べて低く設定されている
- オンライン入会で初年度は無料だが、2年目以降は10,000円の年会費が発生する
通常のJCB法人カードと比べると、ゴールドカードは年会費が高いだけあって充実したサービスが受けられます。
保険内容は十分ですし、法人や個人事業主が発行するクレジットカードとしておすすめの理由です。
オススメポイントまとめ
JCBゴールド法人カードはサービスだけではなく、信頼も同時に兼ね備えたスペックの高いクレジットカードとなっています。
- ゴールドカードを持っているだけで一種のステータスとなる
- 国内の主要空港でラウンジを年中無休で無料で使用できる
- 高額な旅行傷害保険が付帯されるので海外旅行でも安心
- オンライン上で入会手続きを行えば初年度の年会費が無料となる
- Oki Dokiポイントプログラムでは商品券や景品と自由に交換できる
これらがオススメポイントで、とてつもなく審査が厳しいわけではありません。
「自分はゴールドカードを持つことができるのか?」と不安を抱えている方は多いものの、継続して黒字を維持していたり固定電話を持っていたりすれば信用度をアップさせられます。
どのクレジットカードを作ろうか迷っている方は、JCBゴールド法人カードを選んでみてください。