まつげエクステサロンにおいてお客様とのトラブル・クレームの対処法

まつげエクステのトラブルの原因は?

まつげエクステサロンにおいてお客様とのトラブルやクレームの対処法について詳しく掲載していますので是非ご覧ください。

まつげエクステサロンのトラブルの原因は?

まつげエクステのトラブルの原因は?

まつげエクステ、通称「まつエク」は、女性の美容には欠かせないものとなりつつありますが、サロン側とお客様間でのトラブルも多発しているのが現状です。 やはり目というのは生きていく上で非常に重要な役割を果たしていますし、目のトラブルは『ごめんさない』の一言で済む問題ではありません。

また、まつげエクステサロンでのトラブルの原因となるものは、

  • グルー(接着剤)による肌、眼球の異変
  • アレルギー反応の発症、悪化
  • メンテナンス(直し)の不満

などが挙げられますが、どれも解決し難い問題です。 特にサロン側に過失がある場合には、お客様の納得のいく対応をすることで解決することも出来ますが、問題はお客様の体質や健康状態、生活リズムにおけるトラブルです。

例えば、瞼周辺の皮膚は非常に敏感です。 花粉症の方は自然と目を擦ることもありますし、生理中、生理前後の皮膚は普段以上に敏感になります。 また睡眠不足によっても肌は影響してしまいますので、まつげエクステの施術が原因だと言い切れないことも多々あります。

しかし、お客様としては『マツエクを付けたから目がおかしくなった』と感じた時点で、それはサロン側に過失があるのと同じです。

では、まつげエクステサロンを開業後、お客様とのトラブルやクレームが発生してしまった場合どのような対応をしていけば良いのでしょうか? 次項では、まつげエクステサロンにおけるトラブルやクレームの対処法をご紹介していきます。

まつげエクステサロンのクレーム対処法

まつげエクステのトラブル、クレームの対処法

まつげエクステサロンにおけるトラブルやクレームが発生した場合には、真摯に対応していかなければなりません。 それが、例えサロン側の過失でないにしても、

  • 普段からのまつエクのケア方法
  • 柔軟なリムーブの対応
  • 眼科医にかかることを強く勧める

上記3つの対応は必要不可欠です。

普段からのまつエクのケア方法

まつげエクステ初心者は、まつエクに関する知識が乏しいので、普段からのケアの方法を来店時に提示することを強くおすすめします。

例えば、化粧をする時、化粧を流す時、痒みが発生した時など、考えられるケアの方法を記載した案内をリーフレットとして印刷しておいても良いかもしれませんね。 『そんなの知ってるよ』と思われることは決して間違いではありませんので、小学生でも分かる内容でまとめるのが基本です。

柔軟なリムーブの対応

次に、お客様の目やまつげエクステに違和感を感じることがあった場合には、柔軟にリムーブの対応をするのが一番です。

中には、『リムーブ料金を払うのが嫌だ』という理由で、お客様自身が無理にまつエクを付けたまま生活してしまうこともあると思います。 しかし、そういった無理な行動はトラブルの原因になりかねませんので、必ずサロン側が『違和感を感じたらすぐにご連絡ください』というように、リムーブの対応をしていきましょう。

私が経営していたサロンでは、どんな状況であってもお客様が違和感を感じた場合に限り、無料でリムーブを実施していましたが、トラブルは減少傾向にありました。

ただし、無料でリムーブを実施してしまうと逆に利用されてしまう可能性もありますので、あくまでお客様に違和感が生じた時のみで、付け直しは対応しないのが鉄則です。

眼科医にかかることを強く勧める

そして、最も重要と言うべき対処法は、眼科医にかかることを強く勧めることです。

まつげエクステサロンは医療機関ではありませんので、お客様の目のトラブルを医学的に治すことは出来ません。 また問題の解決は早い方が良いので、お客様から訴えがあった場合には、状況に応じて眼科医にかかるよう強く投げかけるのが重要です。 中々難しいですが、眼科医への紹介状制度を構築しても良いかもしれませんね。

ほとんどの場合、眼科医側から断られるかもしれませんが、もし話がうまくいけば「●●眼科医と提携している」と言うことが提示出来ますので、お客様としても安心できると思います。

ちなみに私は、知人に眼科医がいましたので、眼科医提携ではありませんでしたが、『こちらの眼科で診察を受けてください』と言うようにトラブル時には案内を流していました。

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まとめ

まとめになりますが、まつげエクステに関するお客様との問題は、今後も増加傾向にあると思います。 また上記で記載したトラブル以上の問題が起きた場合、例えば「失明の危機」などは、必ず弁護士を通じた対応が理想ですので、開業前に顧問弁護士を雇うなどの対応は必須です。

まつげエクステサロンの顧問料であれば月額2万円〜3万円で見てくれると思いますので、その他同意書や契約書等の作成も、弁護士にお手伝いしてもらったほうがサロン側もお客様側も安心して関係を築くことが出来ると思います。

そして、まつげエクステとして事業を成り立たせる為には、美容師免許だけでなくまつげエクステの技術や知識を得る為の資格取得講座を受けることを強くおすすめします。 まつエクの施術だけでなく、まつげの構造や眼の病気なども学ぶことが出来ますのでかなりおすすめですよ♪

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