2021年1月7日(木)、日本で2回目となる「緊急事態宣言」が発令される予定です。 今回は1回目の緊急事態宣言とは異なり、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県に限定した緊急事態宣言ですが、対象地域の事業者の方々は非常に深刻な面持ちでしょう…。 私も事業者の一人として、悔しい思いであったり、不安な気持ちであったりと、正直「厳しい」の言葉以外見つかりません…。
そこで本記事では、改めて「事業者は新型コロナウイルスとどう闘えば良いのか?」という内容について掲載して参ります。

2回目の緊急事態宣言が発令!その内容とは
本記事を公開した本日は2021年1月6日(水)ですので、明日の1月7日(木)に2回目となる緊急事態宣言が発令されます。 事業者の皆さん、今のお気持ちはいかがですか?正直遅すぎやしませんか? 私は『何故もう少し早く緊急事態宣言を出さなかったのか?』と、政府に対して疑問どころか文句しかありません…。
新型コロナウイルスの感染が広まり始めたのが2020年の2月くらいなので、もう少しで1年が経過しようとしています。 一度は感染者数も減少しましたが、ここへ来て連日最多記録を更新中です…(汗) もしかしたら、やり方によっては今頃経済が回復し、国民の明るい生活が訪れていたかもしれません。 ですが、それもおとぎ話の世界であり、現実はかなり深刻な状況ですね…。
ちなみに、今回の2回目となる緊急事態宣言の内容、具体的な方針は以下になります。
- 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県が対象
- 期間は1ヶ月程度
- 飲食店の営業は午後8時まで(酒類の提供は午後7時まで)
- 在宅勤務や時差出勤を徹底
- 公立小中高の休校はなし
- 入試は感染防止策を万全に期した上で予定通り実施
何が言いたいかって、ものすごく中途半端じゃないですか?このような内容で本当に感染拡大がおさまるのでしょうか? しかも今の日本では強制力はないですし、なんなら緊急事態宣言後も事業者は通常通りに営業することも可能ですし、消費者も時間を気にすることなく外出しても罪には問われません。 問われるのは、個人のモラルくらいですかね…。
あくまで私個人的にですが、どうせやるなら全国一斉に緊急事態宣言、『国民一人につき20万円の補償を出すから外出禁止で』と言われた方がまだ可能性があると思います。
ただし、今の日本には国民に定額給付金を出すお金はありません…。 だって脱炭素だの、オリンピックの追加費用だの、はたまた国会議員一人につき300万円以上のボーナスだので金銭的余裕はありませんからね…(嫌味)
緊急事態宣言発令後の補償は一日6万円ですって!本当にやっていけるの?
新型コロナウイルス第三波の感染拡大は誰のせい?
新型コロナウイルスの第三波が到来し、その感染拡大は誰のせいなのか? 一般的に考えれば新型コロナウイルスの感染が拡大したのは出歩った人たちのせいなのですが、一概に「国民の意識が低いから」という理由ではないと思いますよ…。 だって生きるためには仕事や買い物にも行かなくてはなりませんし、政府が推奨(GoToキャンペーンなど)をしているのだから旅行だって行きますよね?
それに一部国会議員の中には、子供みたいな言い訳こいて飲み歩っているアホな政治家もいますし、『5人以上の会食はしないで』と言っていた菅総理や二階さんも8人以上で会食しているし、最終的に政府の責任以外ないと思いますよ…。
いつだかTwitterを見ていたら『政治家だって飲み歩いてるじゃん』という若者のツイートを見かけましたが、まさしく感染防止策の見本となるべき人がこんなでは、若い世代の人たちは感染防止について多少緩んでもおかしくはないです。
政府やメディアが言うほど、みんながみんなマスクをしないで遊びまわっているわけではなく、感染防止をした上で感染してしまっているのが現状ですので、だからこそ更なる感染防止策が必要なんです。
賛否両論ある中でベストな解決策はあるのか?
私は大晦日の日に田原総一郎さんが司会の「朝まで生テレビ!」という番組を見ていたのですが、各界の専門家の方々が討論をしていて非常に勉強になりました。 途中眠たい目を擦りながら見ていましたが、生放送の討論番組って結構面白いんですよね…。 うちの高校生の息子も田原さんの発言に『この人やばくない?』と言っていましたが、けっこうグイグイ言ってましたね…(笑)最近はニュースでもコロナばかりが取り上げられていますが、ベストな解決策はあるのか?これ気になりませんか? 結論から言うと、新型コロナウイルスはワクチンを摂取し、その後半年から1年を経過しないと終息しないというのが答えですかね…。
最近は変異種のウイルスも発見されていますし、それが今のワクチンで効果があるのかも不明なままですので、正直「全く先が見えない」という答えが正論ではないでしょうか? 一応子供でも分かるように解説すると、経済を優先すれば感染拡大はさらに加速し、医療現場は今以上に逼迫します。
逆に、感染拡大防止を優先すれば経済は悪化し、企業の倒産や自殺者数も大幅に増加します。 ではどうすれば良いのか?頭の悪いアホな政治家の言う通りにすれば解決するのか? いや、そうではありません…。
可能な限り不要不急な外出は控え、自分自身が感染しないように心掛けることはもちろん、事業者の方々は融資や給付金、補助金を受けるなどして今を凌ぐのが最も優先すべき解決策です。 「融資を受けても返すお金がない」それも重々承知の上ですが、それ以外にないんですから仕方ないんですよ…。
どうなる?今後の日本経済
2回目の緊急事態宣言が発令され、今後の日本経済はどうなるのか?おそらく今以上に厳しくなることは当然、小規模の事業者にとっては今以上に苦しい状況になると思います。
しかし、上述したように国から融資を受ける以外の延命措置しかないわけですから、今はなんとしてでも乗り越えるしかないんです…! この感じだと、以前給付した10万円の「特別定額給付金」や「持続化給付金」の追加などを出す気はありませんから、なお自分たちでなんとかするしかないでしょう。
ただし、コロナウイルスは必ず終息する時が来ます。それがいつかが分からないから不安なだけで、最終的には終息しますので、その時を待つしかありません。 特に事業者の方々は、『今できることは何なのか?』を考え、早期倒産も視野に入れながら生きることを優先にするべきだと私は思います。 生きていれば良いこともありますし、もしかしたら数年後挽回することもできるかもしれません。 ただ、難しいですよねこの問題は…。
まとめ
まとめになりますが、2回目の緊急事態宣言が1都3県で発令され、もしかしたら今月中には全国に拡大される可能性も十分考えられます。 感染者の中でも重症患者の方はとても苦しい思いをしていますし、医療従事者の方々も日々苦しい思いをしながら闘っています。 そして政治家の中には、アホはやつばかりではなくまともな政治家もたくさんいます。
自分自身は自分で守るしかありませんので、どうか一人でも多くの方が、早く明るい日々を送れるよう願っています。